特許
J-GLOBAL ID:200903003032885580

ヒートポンプ式給湯器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-117040
公開番号(公開出願番号):特開2002-188859
出願日: 2001年04月16日
公開日(公表日): 2002年07月05日
要約:
【要約】【課題】 水熱交換器7に流入する給湯用水と水熱交換器7から流出する高圧冷媒との温度差ΔTによってサイクルの高圧制御を行い、且つ低温度条件下で使用した時に、冷媒の吐出温度Tdを圧縮機6の動作温度域に制御できること。【解決手段】 ECU15は、ヒートポンプサイクル4を効率良く運転できるように、水熱交換器7に流入する給湯用水と水熱交換器7より流出する冷媒との目標温度差ΔTを設定し、この目標温度差ΔTが得られるように、膨張弁8の弁開度を電気的に制御している。また、圧縮機6から吐出される冷媒の吐出温度Tdが規定値以上の時は、冷媒の吐出温度Tdが規定値未満となるまで目標温度差ΔTを順次大きい値に更新する。この目標温度差ΔTの変更によって給湯能力が低下した時は、目標の給湯能力を確保するために圧縮機6の回転数を上げている。
請求項(抜粋):
冷媒の臨界点を超えて作動する超臨界ヒートポンプサイクルにより被加熱流体を加熱するヒートポンプ式給湯器であって、吸入した冷媒を臨界圧力以上に加圧して吐出する圧縮機と、この圧縮機で加圧された冷媒と被加熱流体とを熱交換し、冷媒の流れ方向と被加熱流体の流れ方向とが対向するように構成された対向式熱交換器とを備え、前記対向式熱交換器に流入する被加熱流体と前記対向式熱交換器から流出する冷媒との温度差が目標温度差ΔTとなるように前記ヒートポンプサイクルの高圧制御を行い、且つ前記圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度または吐出温度に相関する物理量を検出し、その検出された前記冷媒の吐出温度または前記物理量が規定値以上の時は、規定値未満となるまで前記目標温度差ΔTを大きい値に変更することを特徴とするヒートポンプ式給湯器。
IPC (3件):
F24H 1/00 611 ,  F25B 1/00 395 ,  F25B 30/02
FI (3件):
F24H 1/00 611 N ,  F25B 1/00 395 Z ,  F25B 30/02 H
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平1-193561
  • 特表平6-510111
  • 給湯器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-264336   出願人:株式会社デンソー, 東京電力株式会社, 財団法人電力中央研究所

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