特許
J-GLOBAL ID:200903003033403075

回転電機の固定子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 辰也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311507
公開番号(公開出願番号):特開平9-135560
出願日: 1995年11月06日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 マグネットの空転を防止する。【解決手段】 筒形状のヨーク11と、複数個の収容区画31が形成されヨーク内周に嵌入されたマグネットホルダ30と、各収容区画に収容された複数個のマグネット20と、マグネットホルダ、マグネット群の内側に圧入されマグネット押さえ鍔部43が形成された筒形状のマグネットカバー40とを備え、マグネットホルダに没設された回り止め凹部34にヨークに突設された回り止め凸部15が係合されている固定子において、マグネットカバー40の反マグネットホルダ側端に突設の抜け止め鍔部45を係合されたヨーク内周の抜け止め環状溝46の幅Aが、回り止め凹部34と回り止め凸部15との軸方向の係合代Bよりも小さく設定されている。【効果】 万一マグネットカバーが軸方向に移動してもA<Bにより回り止め凹部と凸部との係合は解除しないため、マグネットは空転しない。
請求項(抜粋):
筒形状に形成されているヨークと、複数個の収容区画が隔壁を挟んで周方向に環状に配された筒形状に形成されヨーク内周に嵌入されるマグネットホルダと、このマグネットホルダの各収容区画にそれぞれ収容されている複数個のマグネットと、筒形状に形成されてマグネットホルダおよびマグネット群の内側に圧入されておりマグネットホルダと反対側の端部にマグネットの軸方向端面と対向するマグネット押さえ鍔部が形成されているマグネットカバーとを備えており、前記マグネットホルダに周方向に間隔を置いて没設された複数個の回り止め凹部に前記ヨークに周方向に間隔を置いて突設された複数個の回り止め凸部がそれぞれ係合されている回転電機の固定子において、前記ヨークの内周面に没設された抜け止め凹部内に前記マグネットカバーのマグネット押さえ鍔部よりも軸方向外側位置に径方向外向きに突設された抜け止め鍔部が係合されており、この抜け止め凹部の軸方向幅が前記マグネットホルダの回り止め凹部と前記ヨークの回り止め凸部との軸方向の係合代よりも小さく設定されていることを特徴とする回転電機の固定子。
IPC (2件):
H02K 23/04 ,  H02K 1/17
FI (2件):
H02K 23/04 ,  H02K 1/17

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