特許
J-GLOBAL ID:200903003036210120

重量式採血漿・採血兼用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 茂美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-096521
公開番号(公開出願番号):特開平6-285158
出願日: 1993年04月01日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】採血時の抗凝固剤注入を採血量に応じて連続的に制御すると共に、返血時の血液バッグから血液流路内及び膜型血漿分離器へのエア-の混入を防止し、さらに装置全体の簡素化を図る。【構成】膜型血漿分離器64の一方の出入口に第2連結管63、他方の出入口に第3連続管65、血漿出口に第4連結管67が接続されており、各連結管には気泡検出手段4a,4b,4cが設けられている。第2連結管63には抗凝固剤収納バッグ62と通じる第1連結管61が連結され、採血時の抗凝固剤注入量はロ-ラ-ポンプ11により制御される。血液バッグ66から返血する際、該バッグ内のエア-混入のために少量の血液を残すための制御手段を備えている。
請求項(抜粋):
少なくとも供血者に穿刺される穿刺針と、該穿刺針に第1連結管を介して連結される抗凝固剤収納バッグと、前記穿刺針に第2連結管を介して連結される膜型血漿分離手段と、該血漿分離手段に第3連結管を介して連結される血液バッグと、前記血漿分離手段に第4連結管を介して連結される血漿バッグとを含むディスポーザブル器具部分と、少なくとも前記血液バッグを収納し、該血液バッグを外部から減圧・加圧する手段と、前記血漿バッグの重量を検出する手段と、前記第1連結管の途中に設けられる抗凝固剤の送出手段と、制御部とを組み合わせて使用する重量式採血漿・採血兼用装置であって、少なくとも下記(1)から(4)記載の手段のうち、一以上の手段を有することを特徴とする重量式採血漿・採血兼用装置。(1)前記血液バッグの重量を検出する手段からの信号に応じて、前記抗凝固剤の移送手段を逐次制御する手段、(2)前記血液バッグの減圧・加圧手段を有する血液バッグ収納部において、加圧時に前記血液バッグの前記第3連結管との接続部位側が相対的に最も低位となるように前記血液バッグを傾斜させる手段、(3)採血時に血液バッグ内に採血量設定値よりも多くの血液を採血し、返血時に血液バッグ内にエア-の混入を防止できる程度の血液量を残すように制御する手段、(4)返血の終了時に第4連結管を閉塞し、血液バッグ内の血液を血漿分離手段及び第2連結管内に充填する手段。
IPC (2件):
A61M 1/02 370 ,  A61B 5/14 300

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