特許
J-GLOBAL ID:200903003040898730

音響信号表示システム及びその音響信号表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 勝 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-371328
公開番号(公開出願番号):特開2000-193736
出願日: 1998年12月25日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】 水中目標の検出において、操作員が個々のパッシブソノブイ受信信号を観測する負荷を軽減し、効率よく水中の目標の位置を確認できる音響信号表示システム及びその音響信号表示方法を提供する。【解決手段】 受信器4は、パッシブソノブイ21〜2Nより受信した音響信号をパッシブソノブイに対応した信号処理器51〜5Nに出力する。信号処理器は音源ソノブイ1から各パッシブソノブイまでの反響音の伝搬距離が一定になる楕円軌跡を計算し、これを中心とした所定の幅を有する領域を設定し、領域に対応した反響音レベルを記録する。その複数の軌跡が重なった部分のレベル比較により、常にレベル強度の強い方のレベルで置き換える。反響音レベル累加処理器6はパッシブソノブイ毎の同一座標の反響音レベルを累加する。表示処理器7は各座標において累加された反響音レベルを所定の輝度階調または色調で表示する。
請求項(抜粋):
設定された発信タイミングを音源ソノブイに送信する送信制御器と、該送信制御器より指示された前記発信タイミングにより、音響信号を水中に発信する前記音源ソノブイと、複数のパッシブソノブイで構成され、前記音源ソノブイから前記パッシブソノブイまで直接伝搬する前記音響信号の直接波と水中目標からの前記音響信号の反響音とを受信し、変調方式を用いて、受信信号として受信器に送出するパッシブソノブイサブシステムと、入力された前記受信信号を復調し、受信音響信号として対応した信号処理器にそれぞれ出力する前記受信器と、前記受信音響信号を入力し、各前記パッシブソノブイに対し、座標上の反響音位置と該反響音位置に対応する反響音レベルとを求めて、反響音レベル累加処理器に出力する前記信号処理器と、前記パッシブソノブイ毎に前記信号処理器より入力された前記反響音位置に対応する前記反響音レベルを座標位置毎に累加し、累加反響音位置と該累加反響音位置に対応する累加反響音レベルとを表示処理器に出力する前記反響音レベル累加処理器と、入力された前記累加反響音位置に、該累加反響音位置に対応する累加反響音レベルのレベル強度に対して、所定の輝度階調を割り当て、画面上に前記音源ソノブイと各前記パッシブソノブイの位置と共に表示する前記表示処理器とから構成され、前記信号処理器は、前記複数のパッシブソノブイの前記受信音響信号に対して、前記直接波を所定の閾値により検出し、前記反響音については閾値を用いないで処理を行う手段を有する音響信号表示システム。
IPC (2件):
G01S 5/26 ,  G01S 7/62
FI (2件):
G01S 5/26 ,  G01S 7/62 Z
Fターム (13件):
5J083AA02 ,  5J083AA05 ,  5J083AB12 ,  5J083AD01 ,  5J083AE03 ,  5J083AF20 ,  5J083AG01 ,  5J083BE06 ,  5J083BE14 ,  5J083BE21 ,  5J083BE53 ,  5J083CA02 ,  5J083EA46

前のページに戻る