特許
J-GLOBAL ID:200903003041988422

用紙搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-147903
公開番号(公開出願番号):特開平7-002385
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】本発明は、対をなす紙送りローラ相互の位置調整が不要であるにも拘らず、用紙をスキューすることなく搬送できる用紙搬送装置を得ることにある。【構成】同じ軸受け31に互いに接離する第1、第2の紙送りローラ群23,56 の紙送りローラ26,27 、58,59 を夫々回転自在に支持し、軸受け31の軸受け孔33に軸端部が拘束されて支持された紙送りローラ26,27 に対して、軸受け31の軸受け溝34に遊動可能に支持される紙送りローラ58,59 を自動的に適正な位置に配置できるようにした。それにより、回動可能に連結された第1、第2フレーム21,51 の相互位置、及びこれらに支持された第1、第2紙送りローラ群23,56 の相互位置のばらつきを自動的に吸収して、互いに接離される紙送りローラ26,58 相互及び27,59 相互の軸線の平行度不良と、これらローラ26,58 相互及び27,59 相互を重なり方向から見たときの軸線の交差を防止することを特徴としている。
請求項(抜粋):
複数本の互いに平行な紙送りローラからなる第1紙送りローラ群と第1用紙案内板とが取付けられた第1フレームと、この第1フレームに回動可能に連結され閉じ位置と開き位置とに渡って前記第1フレームに対して移動されるとともに、前記閉じ位置に配置された際に前記第1用紙案内板との間に用紙搬送通路を形成する第2用紙案内板と、前記開閉に伴い前記紙送りローラに接離される複数本の互いに平行な紙送りローラからなる第2紙送りローラ群とが取付けられた第2フレームと、互いに接離される前記紙送りローラのローラ軸端部に夫々取付けられて互いに接離可能に噛合う歯車対とを備えて、前記各紙送りローラの回転により前記用紙搬送通路内の用紙を搬送する用紙搬送装置において、前記第1、第2フレームのうちのいずれか一方のフレームの、これに取付けられる前記第1または第2の紙送りローラ群の各紙送りローラを夫々支持する位置に軸受けを夫々取付けるとともに、これら軸受けは、前記他方のフレーム側に開放されて前記他方のフレームに取付けられる前記第1または第2の紙送りローラ群の各紙送りローラのローラ軸端部の直径と同幅でかつ同直径よりも深い奥行きを有し前記ローラ軸端部が挿脱可能な軸受け溝を備えるとともに、軸受け孔を備え、前記一方のフレームに取付けられる前記紙送りローラ群の各紙送りローラのローラ軸端部を、前記軸受けの前記軸受け孔に夫々回転自在に支持し、前記他方のフレームに、このフレームに取付けられる前記紙送りローラ群の各紙送りローラを、前記一方のフレームに取付けられた紙送りローラ群の各紙送りローラに対して接離する方向に移動可能に設けるとともに、前記他方のフレームに移動可能に支持された各紙送りローラを、前記他方のフレームに取付けられた前記第1または第2の用紙案内板側に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする用紙搬送装置。
IPC (2件):
B65H 5/06 ,  B41J 13/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-215667
  • 特開平3-142473

前のページに戻る