特許
J-GLOBAL ID:200903003047118527

焦点検出装置およびカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-364459
公開番号(公開出願番号):特開2005-128292
出願日: 2003年10月24日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】被写体信号に局所的に強いピークが存在する場合や、強いコントラストを有する周期的な信号パターンである場合において、適切に焦点検出することができる焦点検出装置を提供する。 【解決手段】第2の領域におけるコントラスト値NCを算出し(ステップS303)、算出されたコントラスト値NCを所定値Cthと比較する(ステップS304)。NCがCth以上である場合は広い基準領域を焦点検出演算範囲として選択し(ステップS308)、NCがCthより小さい場合は、基準領域のコントラスト値BCと第2の領域のコントラスト値NCとを比較し、基準領域と狭い第2の領域のいずれか一方を焦点検出演算範囲として選択する(ステップS307、S308)。そして、選択したいずれかの領域に対応するイメージセンサアレイからの出力信号列に基づいて、焦点検出演算を行って撮影レンズのデフォーカス量を演算する。【選択図】図3
請求項1:
複数の光電変換素子からなり、被写体像の光強度に応じた信号列を出力する光電変換素子列と、 撮影レンズを通過した光束のうち、撮影画面内に設定された焦点検出領域に対応する範囲の光束による被写体像を前記光電変換素子列上に結像する焦点検出光学系と、 前記光電変換素子列から出力される信号列に基づいて、前記焦点検出領域内に設定された第1の領域における前記被写体像のコントラスト(第1のコントラスト)と、前記第1の領域内の一部に設定された第2の領域における前記被写体像のコントラスト(第2のコントラスト)とをそれぞれ算出し、算出された第2のコントラストが所定値以上である場合は前記第1の領域に対応する光電変換素子列を選択し、所定値より小さい場合は前記第1のコントラストと前記第2のコントラストの比較結果に基づいて前記第1の領域と第2の領域のいずれか一方の領域に対応する光電変換素子列を選択する演算範囲選択手段と、 前記演算範囲選択手段により選択された第1または第2の領域に対応する光電変換素子列より出力される信号列に基づいて、前記撮影レンズの焦点調節状態を示すデフォーカス量を演算する焦点検出演算手段とを備えることを特徴とする焦点検出装置。
IPC (3件):
G02B7/28 ,  G02B7/34 ,  G03B13/36
FI (3件):
G02B7/11 N ,  G02B7/11 C ,  G03B3/00 A
Fターム (10件):
2H011AA01 ,  2H011BA21 ,  2H011BB04 ,  2H051BA02 ,  2H051CB20 ,  2H051CE27 ,  2H051DA03 ,  2H051DA22 ,  2H051DB01 ,  2H051DB02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 焦点検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-212490   出願人:株式会社ニコン

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