特許
J-GLOBAL ID:200903003049528226

混線・断線検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-197873
公開番号(公開出願番号):特開平7-027811
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 漏液と断線の両方を検知できるとともに、混線と断線が混在する場合にも確実に混線・断線を検知し、しかも測定手段を変更する必要のない混線・断線検知装置を提供する。【構成】 相互に絶縁されほぼ平行に配設された、一対の導体から成る電極線を有する検知線1と、前記検知線に近端・遠端切り換えリレー及び近端側接続線又は遠端側接続線を介して直流定電流又はピーク値が一定のパルス電流を供給する定電流電源2と、電圧測定手段4と、記憶部を有する判定手段5と、近端側の線間を短絡・開放する近端側リレーX1と、遠端側の線間を短絡・開放する遠端側リレーX2と、前記近端・遠端切り換えリレー、近端側、遠端側各リレーを含むリレー群を選択開閉するリレー開閉手段7と、このリレー開閉手段と前記リレー群の各リレーとを接続する各リレー用接続線を備える。
請求項(抜粋):
相互に絶縁されほぼ平行に配設された、一対の導体から成る電極線を有する検知線と、前記検知線に近端・遠端切り換えリレー及び近端側接続線又は遠端側接続線を介して直流定電流又はピーク値が一定のパルス電流を供給する定電流電源と、電圧測定手段と、記憶部を有する判定手段と、前記検知線の近端側の線間を短絡・開放する近端側リレーと、検知線の遠端側の線間を短絡・開放する遠端側リレーと、前記近端・遠端切り換えリレー、近端側、遠端側各リレーを含むリレー群を選択開閉するリレー開閉手段と、このリレー開閉手段と前記リレー群の各リレーとを接続する各リレー用接続線を備えた混線・断線検知装置であって、電圧測定手段を、前記近端側接続線又は遠端側接続線の始端間に接続し、近端・遠端切り換えリレーを近端側又は遠端側に接続し、近端側リレー又は遠端側リレーをオフ、他方をオンとして前記検知線に定電流を流したとき、前記判定手段がイ、その記憶部に、近端側又は遠端側から見たループ抵抗値による電圧降下値から所定の偏差値を引いた下限値を混線判定基準値とし、前記電圧降下値に所定の偏差値を加えた値であって定電流電源の出力電圧値以下である上限値を断線判定基準値として記憶し、ロ、前記電圧測定手段による測定電圧値のいずれかが前記混線判定基準値より小さければ、混線有りと判定し、ハ、前記測定電圧値のいずれか又両方が前記断線判定基準値よりも大きければ、断線有りと判定し、ニ、前記測定電圧値のいずれかが前記断線判定基準値よりも大きく、他方が前記混線判定基準値よりも小さければ、混線と断線が混在し、断線位置よりも前記他方の側に混線が存在すると判定することを特徴とする混線・断線検知装置。
IPC (3件):
G01R 31/02 ,  G01M 3/16 ,  G01R 31/08

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