特許
J-GLOBAL ID:200903003057819795

デジタルネットワークにおける秘密情報配信方法ならびに受信装置および送信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-349878
公開番号(公開出願番号):特開平10-190646
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 時分割多重化したアプリケーションデータにスクランブルをかけ多数の受信装置に伝送するネットワークにおいて、各受信装置におけるデスクランブル条件の変更に伴う処理が固定した処理となるようにし、受信装置の汎用化と伝送媒体の有効活用とを計る。【解決手段】 関連情報1を復号化する個別情報を、変更対象の複数加入者に共通する情報はネットワークで規定するネットワーク固定値を宛先として関連情報2の配信を行い、加入者個々に異なる情報は受信者個々で異なる受信者ID値を宛先として関連情報2の配信を行う。受信装置では、受信者ID値とネットワーク固定値を使って関連情報2を固定処理的に分離、処理して、別に分離した関連情報1を復号処理することでアプリケーションデータに係わるスクランブルをデスクランブルする。
請求項(抜粋):
多重化装置へ入力される1つ以上のアプリケーションデータを時分割に多重化し、時分割フレームで区切られた1つのデータストリームとして複数の受信装置にそれらのアプリケーションデータを伝送するデジタルネットワークで、前記データストリーム中のある特定アプリケーションデータの時分割フレームにスクランブルをかけ、前記スクランブルをかけた前記アプリケーションデータの時分割フレームをデスクランブルするための暗号化した情報を持つ関連情報1を、前記時分割と同様に時分割フレーム化し同一の前記データストリームで伝送し、前記暗号化した関連情報1を復号するための関連情報2を、前記時分割と同様に時分割フレーム化し同一の前記データストリームで伝送し、各受信装置では、両情報を受け取り、前記関連情報2により前記暗号化した関連情報1を処理して前記スクランブルされたアプリケーションデータをデスクランブルする秘匿性を要するデジタルネットワークにおいて、前記関連情報2の種別を、受信者個々に送るべきものと一斉的に複数受信者を対象として送るべきものとで構成し、受信者個々に送るべき関連情報2には受信者個々を識別する受信者IDを付して、また、複数受信者対象の関連情報2にはネットワークで固定の規定値を付して、これら関連情報2を前記時分割と同様に時分割フレーム化し同一の前記データストリームで伝送し、受信側では、データストリーム中の関連情報2の時分割フレームを分離し、分離した関連情報2が、該当する自分の受信者ID値であった場合に、或いは、ネットワークで固定的に規定する前記ネットワーク規定値であった場合に、その関連情報2を復号処理し、その情報を用いて前記暗号化した関連情報1を復号処理して前記スクランブルされたアプリケーションデータをデスクランブルすることを特徴とするデジタルネットワークにおける秘密情報配信方法。
IPC (2件):
H04L 9/08 ,  H04N 7/167
FI (3件):
H04L 9/00 601 B ,  H04L 9/00 601 A ,  H04N 7/167 Z

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