特許
J-GLOBAL ID:200903003059096260

高速気体噴射方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-252005
公開番号(公開出願番号):特開平5-203110
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 燃焼においてノズルの閉塞を生じることなく高水準のNOX の発生を防止しうる高速気体噴射システムの開発。【構成】 燃焼帯域2に連通する空洞3内部で直径Dの開口4から距離L引っ込んだ地点でノズル6から主気体(酸化体或は燃料)を高速で高速噴射する。L/Dを3.0以下とする。主気体と同じ組成を有する保護気体をノズルより更に引っ込んだ地点で保護気体供給手段10からノズル周囲を横切って低速で且つ空洞内に噴射される気体総量の10〜50%にあるような流量で噴射する。保護気体はノズル周囲表面を横切って流れる。ノズルより下流で、保護気体は、主気体流れ中に連行されそして炉内気体がノズルと接触するのを防止する気体障壁として機能する。主気体流れは、燃焼帯域から空洞内に炉内気体を吸引しそして空洞内で但しノズルより下流で炉内気体を連行しつつ燃焼に供される。
請求項(抜粋):
燃焼帯域に高速気体を噴射する方法であって、(A)炉内気体が存在する燃焼帯域と連通する、直径Dを持つ開口を有する空洞を設ける段階と、(B)前記開口から長さL引っ込んだ地点においてノズルから前記空洞内に該開口に向かう方向に主気体流れを60m/秒(200フィート/秒)を超える高速で噴射し、その場合L/Dを3.0以下とする段階と、(C)主気体と実質上同じ組成を有する保護気体を前記空洞内に前記ノズルより前記開口から更に引っ込んだ地点において、30m/秒(100フィート/秒)以下の低速で且つ保護気体が空洞内に噴射される気体総量の10〜50%にあるような流量で噴射する段階と、(D)前記ノズル周囲にそして該ノズルを横切って保護気体を流しそして該ノズルの下流で主気体流れ中に保護気体を連行せしめる段階と、(E)前記燃焼帯域から前記空洞内に炉内気体を吸引しそして該空洞内で但し前記ノズルより下流で炉内気体を主気体流れ中に連行せしめる段階とを含む燃焼帯域に高速気体を噴射する方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-087717
  • 特開平1-312311

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