特許
J-GLOBAL ID:200903003070941613

ピリミジン化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-563495
公開番号(公開出願番号):特表2003-525276
出願日: 2001年02月26日
公開日(公表日): 2003年08月26日
要約:
【要約】式(I)のピリミジン誘導体[式中、Q1及びQ2の一方又はQ1及びQ2の両方は、環炭素上で式(Ia)の1個の置換基で置換されており(ただし、式(Ia)の置換基は、Q1中に存在する場合-NH-の連結基に隣接していない)、Q1、Q2、G、R1、X、Y1、Y2、Z、n及びmは本明細書中に記載の通り]、及びその医薬上許容しうる塩及びインビボで加水分解可能なエステルについて記載する。また、それらの製造法、医薬組成物、並びにサイクリン依存性セリン/トレオニンキナーゼ(CDK)及びフォーカルアドヒージョンキナーゼ(FAK)阻害薬としての使用についても記載する。【化1】
請求項(抜粋):
式(I):【化1】[式中、 Q1及びQ2は、アリール又は炭素連結ヘテロアリールから独立して選ばれ、Q1及びQ2の一方又はQ1及びQ2の両方は、環炭素上で式(Ia):【化2】で示される1個の置換基で置換されており{ただし、式(Ia)の置換基は、Q1中に存在する場合-NH-の連結基に隣接していない}; 式中、 Xは、-CH2-、-O-、-NH-、-NRa-又は-S-{式中、Raは、場合により、ハロ、アミノ、シアノ、C1-4アルコキシ又はヒドロキシから選ばれる1個の置換基で置換されているC1-4アルキルである}であり; Y1は、H、C1-4アルキル又はZの定義の通りであり; Y2は、H又はC1-4アルキルであり; Zは、RbO-、RcRdN-、ReS-、RfRgNNRh-、窒素連結へテロアリール又は窒素連結へテロサイクル(前記へテロサイクルは、場合により、環炭素上又は環窒素上でC1-4アルキル又はC1-4アルカノイルで置換されている)であり、式中、Rb、Rc、Rd、Re、Rf、Rg及びRhは、水素、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C3-8シクロアルキルから独立して選ばれ、前記C1-4アルキル及びC2-4アルケニルは、場合により1個以上のフェニルで置換されており; nは、1、2又は3であり; mは、1、2又は3であり; Gは、-O-又は-S-であり; Rlは、水素、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、N-(C1-3アルキル)アミノ、N,N-ジ-(C1-3アルキル)アミノ、シアノ、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、C1-3アルキル{場合により、ハロ、シアノ、アミノ、N-(C1-3アルキル)アミノ、N,N-ジ-(C1-3アルキル)アミノ、ヒドロキシ及びトリフルオロメチルから独立して選ばれる1又は2個の置換基で置換されている}、C3-5アルケニル{場合により、3個までのハロ置換基、又は1個のトリフルオロメチル置換基で置換されている}、C3-5アルキニル、C1-3アルコキシ、メルカプト、C1-3アルキルスルファニル、カルボキシ及びC1-3アルコキシカルボニルから選ばれ; Q1は、場合により、環炭素上で、ハロ、メルカプト、ニトロ、ホルミル、ホルムアミド、カルボキシ、シアノ、アミノ、ウレイド、カルバモイル、スルファモイル、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル{前記C1-4アルキル、C2-4アルケニル及びC2-4アルキニルは、場合によりRiから選ばれる1個以上の基で置換されている}、C1-4アルカノイル、C1-4アルコキシカルボニル、ヘテロサイクリック基、C1-4アルキルS(O)a{aは0〜2、場合によりヒドロキシで置換されている}、N’-(C1-4アルキル)ウレイド、N’,N’-ジ-(C1-4アルキル)ウレイド、N’-(C1-4アルキル)-N-(C1-4アルキル)ウレイド、N’,N’-ジ-(C1-4アルキル)-N-(C1-4アルキル)ウレイド、N-C1-4アルキルアミノ、N,N-ジ-(C1-4アルキル)アミノ、N-(C1-4アルキル)スルファモイル、N,N-ジ-(C1-4アルキル)スルファモイル、N-C1-4アルキルカルバモイル、N,N-ジ-(C1-4アルキル)カルバモイル及びC1-4アルカノイルアミノから独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されており; そしてまた、前記置換基とは独立して、又は前記置換基に加えて、Q1は、場合により、アリール、C3-8シクロアルキル及びヘテロサイクリック基から独立して選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよく、前記アリール、C3-8シクロアルキル又はヘテロサイクリック基は、場合により、環炭素上で、Rjから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよく、また前記ヘテロサイクリック基が-NH-部分を含有する場合、該窒素は場合によりRkから選ばれる基で置換されていてもよく; Q2は、場合により、環炭素上で、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、ニトロ、ホルミル、ホルムアミド、カルボキシ、シアノ、アミノ、ウレイド、カルバモイル、スルファモイル、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C1-4アルコキシ{前記C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル及びC1-4アルコキシは、場合によりRlから選ばれる1個以上の基で置換されている}、C1-4アルカノイル、C1-4アルコキシカルボニル、ヘテロサイクリック基、C1-4アルキルS(O)a{aは0〜2、場合によりヒドロキシで置換されている}、N’-(C1-4アルキル)ウレイド、N’,N’-ジ-(C1-4アルキル)ウレイド、N’-(C1-4アルキル)-N-(C1-4アルキル)ウレイド、N’,N’-ジ-(C1-4アルキル)-N-(C1-4アルキル)ウレイド、N-C1-4アルキルアミノ、N,N-ジ-(C1-4アルキル)アミノ、N-(C1-4アルキル)スルファモイル、N,N-ジ-(C1-4アルキル)スルファモイル、N-C1-4アルキルカルバモイル、N,N-ジ-(C1-4アルキル)カルバモイル、C2-4アルケニルオキシ、C2-4アルキニルオキシ、C1-4アルカノイルアミノ及び前記式(Ia)又は(Ia')の基から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されており; そしてまた、前記置換基とは独立して、又は前記置換基に加えて、Q2は、場合により、アリール、C3-8シクロアルキル又はヘテロサイクリック基から独立して選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよく、前記アリール、C3-8シクロアルキル又はヘテロサイクリック基は、場合により、環炭素上で、Rmから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよく、また前記ヘテロサイクリック基が-NH-部分を含有する場合、該窒素は場合によりRnから選ばれる基で置換されていてもよく; Ri及びRlは、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、ホルミル、ホルムアミド、カルボキシ、ニトロ、メルカプト、カルバモイル、スルファモイル、N-C1-4アルキルアミノ、N,N-ジ-(C1-4アルキル)アミノ、C1-4アルカノイル、C1-4アルカノイルオキシ、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、N-C1-4アルキルカルバモイル、N,N-ジ-(C1-4アルキル)カルバモイル、C1-4アルカノイルアミノ、C1-4アルキルS(O)a{aは0〜2}、C1-4アルキルスルホニルアミノ、N-(C1-4アルキル)スルファモイル、N-(C1-4アルキル)2スルファモイル、N-(C1-4アルキル)カルバモイル、N-(C1-4アルキル)2カルバモイル、フェニル、フェニルチオ、フェノキシ、C3-8シクロアルキル及びヘテロサイクリック基から独立して選ばれ、前記フェニル、フェニルチオ、フェノキシ、C3-8シクロアルキル又はヘテロサイクリック基は、場合により、環炭素上で、Roから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよく、また前記ヘテロサイクリック基が-NH-部分を含有する場合、該窒素は場合によりRpから選ばれる基で置換されていてもよく; Rj、Rm及びRoは、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、ホルミル、ホルムアミド、カルボキシ、ニトロ、メルカプト、カルバモイル、スルファモイル、C1-4アルキル{場合により、ハロ、シアノ、アミノ、N-C1-4アルキルアミノ、N,N-ジ-(C1-4アルキル)アミノ又はヒドロキシから選ばれる1個以上の基で置換されている}、C2-4アルケニル{場合により、ハロから選ばれる1個以上の基で置換されている}、C2-4アルキニル、N-C1-4アルキルアミノ、N,N-ジ-(C1-4アルキル)アミノ、C1-4アルカノイル、C1-4アルカノイルオキシ、C1-4アルコキシ{場合により、ハロから選ばれる1個以上の基で置換されている}、C1-4アルコキシカルボニル、N-C1-4アルキルカルバモイル、N,N-ジ-(C1-4アルキル)カルバモイル、C1-4アルカノイルアミノ、C1-4アルキルS(O)a{aは0〜2}、C1-4アルキルスルホニルアミノ、N-(C1-4アルキル)スルファモイル、N-(C1-4アルキル)2スルファモイル、フェニル、C3-8シクロアルキル及びヘテロサイクリック基から独立して選ばれ;そして Rk、Rn及びRpは、C1-4アルキル、C1-4アルカノイル、C1-4アルキルスルホニル、C1-4アルコキシカルボニル、カルバモイル、N-(C1-4アルキル)カルバモイル、N,N-(C1-4アルキル)カルバモイル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、ベンゾイル及びフェニルスルホニルから独立して選ばれる]のピリミジン誘導体、又はその医薬上許容しうる塩もしくはインビボで加水分解可能なエステル。
IPC (18件):
C07D239/47 ,  A61K 31/505 ,  A61K 31/506 ,  A61K 31/513 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 13/12 ,  A61P 17/06 ,  A61P 19/08 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02 ,  A61P 37/06 ,  A61P 43/00 105 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D417/12
FI (18件):
C07D239/47 Z ,  A61K 31/505 ,  A61K 31/506 ,  A61K 31/513 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 13/12 ,  A61P 17/06 ,  A61P 19/08 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02 ,  A61P 37/06 ,  A61P 43/00 105 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D417/12
Fターム (30件):
4C063AA01 ,  4C063BB08 ,  4C063CC62 ,  4C063DD29 ,  4C063EE01 ,  4C086AA01 ,  4C086AA03 ,  4C086AA04 ,  4C086BC42 ,  4C086BC50 ,  4C086BC82 ,  4C086GA07 ,  4C086GA10 ,  4C086GA12 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA33 ,  4C086ZA36 ,  4C086ZA45 ,  4C086ZA81 ,  4C086ZA89 ,  4C086ZA96 ,  4C086ZB02 ,  4C086ZB11 ,  4C086ZB15 ,  4C086ZB21 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZB27 ,  4C086ZC20
引用特許:
審査官引用 (1件)

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