特許
J-GLOBAL ID:200903003070963730

適応制御Y/C分離回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-273950
公開番号(公開出願番号):特開平5-115073
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】斜め成分が含まれている絵柄を判別でき、絵柄に応じた最適な色抽出手段を選ぶことができ、高精度かつ確実なY/C分離を実現する。【構成】1H遅延回路2a、2b、帯域通過フィルタ3a、3b、3c、単位遅延回路12a〜12e は、映像信号の水平方向、垂直方向、右寄り斜め方向、左寄り斜め方向に配列する各サンプリング成分を同時化して抽出し、2次元適応ロジック回路13に供給する。2次元適応ロジック回路13は、これらの輝度成分を用いて、相関判定を行い、色分離フィルタを選択する。色分離フィルタとしては、水平フィルタ、垂直フィルタ、斜め方向フィルタが用意されており、相関の大きな方向の成分で分離を行う色分離フィルタにより分離を行うようにしている。
請求項(抜粋):
入力されたコンポジット映像信号から色信号成分を分離すると共に分離した色信号成分を利用して輝度信号を得る輝度信号・色信号分離回路において、前記映像信号をサンプリングし遅延させることにより、画面上で水平、垂直、右寄り斜め、左寄り斜め方向に対応する複数の画素信号を同時化する手段と、この手段から入力された複数の画素信号を用いて、水平、垂直、右寄り斜め、左寄り斜めのいずれの方向の相関が強いかを判定するロジック手段と、前記映像信号が入力され色信号を分離する場合、水平方向の相関を利用した色分離、垂直方向の相関を利用した色分離、右寄り斜め方向の相関を利用した色分離、左寄り斜め方向の相関を利用した色分離を行う複数の色分離フィルタと、前記ロジック手段の出力により制御されて前記色分離フィルタの出力のいずれか1つを選択し、相関の強い方向とは異なる方向の相関で色分離を行った結果を選択導出する手段とを具備したことを特徴とする適応制御Y/C分離回路。

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