特許
J-GLOBAL ID:200903003074796820

弗素含有廃水処理における消石灰注入量の制御方法及び弗素分除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 進二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331521
公開番号(公開出願番号):特開平6-015278
出願日: 1991年11月21日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 弗素含有廃水の弗素分(弗素イオン)除去処理において、消石灰注入量を必要最小限に留め、更には処理水質の安定化も図る。【構成】 廃水弗素濃度分析計3からの弗素濃度信号により、必要カルシウム濃度を予め定めた計算式又は乗算係数により算出し、この値から廃水カルシウム濃度分析計4からのカルシウム濃度信号を減算し、さらに廃水流量検出器1からの流入廃水流量信号を乗算する演算回路により消石灰注入量を演算出力して、反応槽5に消石灰を注入する。目標弗素濃度値と処理水の弗素濃度測定値との偏差の極性及びその大きさから補正乗算係数を間欠的に演算・修正しつつ消石灰注入量の制御を行い、処理水質の安定化を図ることもできる。
請求項(抜粋):
流入する廃水の流量を検出する廃水流量検出器及び流入廃水の弗素濃度を検出する廃水弗素濃度分析計を備えた弗素含有廃水から弗素分を除去する弗素分除去装置の制御方法において、前記廃水弗素濃度分析計からの弗素濃度信号により、弗素分除去に必要なカルシウム濃度を予め定めた計算式又は乗算係数により算出し、更に前記廃水流量検出器からの流入廃水流量信号を乗算する演算回路により消石灰注入量を演算出力することを特徴とする弗素含有廃水処理における消石灰注入量の制御方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平4-003260
  • 特開昭58-143878

前のページに戻る