特許
J-GLOBAL ID:200903003075197750

摩擦摩耗試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113159
公開番号(公開出願番号):特開平6-323976
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 焼き付き発生時の摺動面解析を試験後に行えるように、精度よく瞬時に荷重を開放することができ、容易に耐焼き付き性を解析することのできる状況が得られる摩擦摩耗試験装置を提供する。【構成】 荷重検出手段は、棒状試験片にかかる荷重を検出する。摩擦力検出手段は、試験部材と棒状試験片との間に生ずる摩擦力を検出する。回転数検出手段は、試験部材の回転数を検出する。判断手段は、荷重検出手段から出力される荷重、摩擦力検出手段から出力される摩擦力、および回転数検出手段から出力される回転数にもとづいて、試験部材と棒状試験片とに焼き付きが生じたかどうか判断する。焼き付きが生じたと判断すると、回転制御手段による回転の停止と荷重制御手段による荷重負荷の開放とを、試験部材と棒状試験片の摺動面が保存される時間内に実行させる。
請求項(抜粋):
回転させられる試験部材と荷重負荷される棒状試験片との押し付け状態によって摩擦摩耗を生じさせる摩擦摩耗試験装置において、前記試験部材を回転させるものであって停止制御可能な回転制御手段と、前記棒状試験片に荷重負荷をかけるものであって荷重開放制御可能な荷重制御手段と、前記棒状試験片にかかる荷重を検出する荷重検出手段と、前記試験部材と前記棒状試験片との間に生ずる摩擦力を検出する摩擦力検出手段と、前記試験部材の回転数を検出する回転数検出手段と、前記荷重検出手段から出力される荷重、前記摩擦力検出手段から出力される摩擦力から、前記試験部材と前記棒状試験片とに焼き付きが生じたかどうか判断するとともに、焼き付きが生じたと判断したときに、前記試験部材と前記棒状試験片の摺動面が保存される時間内に、前記回転制御手段による回転を停止させるとともに前記荷重制御手段による荷重負荷を開放させる判断手段とを備えたことを特徴とする摩擦摩耗試験装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-025732

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