特許
J-GLOBAL ID:200903003086147275

自然循環式蒸発缶

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-048978
公開番号(公開出願番号):特開2001-232101
出願日: 2000年02月21日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は自然循環式蒸発缶において、熱交換器部分での被処理液の流速分布の均一性を向上させることにより、均一な蒸発特性、均一な反応特性を得、さらには被処理液がスラリーの場合でも固体粒子の沈殿がない低沸点成分を連続的に蒸発させるに好適な装置を提供することにある。【解決手段】立形の蒸発缶(1)内に多管式熱交換器(4)を内蔵し、蒸発缶の内壁と多管式熱交換器(4)のシェルの外壁との間を自然対流により流下する被処理液の平均流速が多管式熱交換器(4)の管内側を上昇する被処理液の平均流速よりも小さくするとともに多管式熱交換器の外側のシェル下部に内部循環する被処理液を一様に流入させるための助走空間(22)を設ける構造と熱交上部を中央部が周辺部より高くなる構造によって達成される。さらには、被処理液がスラリーの場合には、立形の蒸発缶(1)の底部に内部循環する被処理液を上昇させるための円錐状の部材としての収縮管(6)、広がり管(6a)を設ける。
請求項(抜粋):
縦形の円筒容器本体の下部に設けられた被処理液の入口管及び出口管と、円筒容器本体の上部に設けられた蒸気を排出するベーパー管と、前記円筒容器本体に内蔵され管外側を熱媒により加熱され管内側部に被処理液が上昇する構造を持ち上部形状は中心部が他に比較して高くなる構造の多管式熱交換器と、前記円筒容器本体の内壁と前記多管式熱交換器の外壁との間に設けられ被処理液が対流により流下する二重円筒部と、前記熱交換器の下部には収縮管と広がり管からなる助走空間部と、を備えたことを特徴とする自然循環式蒸発缶。
Fターム (15件):
4D076AA02 ,  4D076AA22 ,  4D076AA24 ,  4D076BA03 ,  4D076CB02 ,  4D076CB05 ,  4D076CB06 ,  4D076CB07 ,  4D076CB08 ,  4D076DA03 ,  4D076DA25 ,  4D076FA03 ,  4D076FA13 ,  4D076FA37 ,  4D076HA20

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