特許
J-GLOBAL ID:200903003090304369
音声符号化/復号化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-209899
公開番号(公開出願番号):特開平11-098090
出願日: 1998年07月24日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 無声時に生成される背景雑音の違和感を低減化し得る音声符号化装置を提供すること。【解決手段】 この音声符号化装置において、有声・無声判別部1は入力音声信号を有声・無声に判別して有声・無声に応じた識別制御信号を出力し、LPC分析部2は識別制御信号により有声のときに入力される入力音声信号に対してLPCパラメータを算出し、LPC蓄積部3は有声から無声に切り替わったときに直前の有声時におけるLPCパラメータを一時蓄積し、LPF5はLPCパラメータに基づいて無声のときの雑音特性を有声のときの雑音特性に近付けて違和感を低減させた背景雑音を生成し、高能率符号化処理部4はLSPパラメータに基づいて符号化処理を行って符号化音声信号又は雑音信号を出力し、スイッチ制御部7はこれらの信号を有声時,無声時に出力符号化信号として送出する。
請求項(抜粋):
入力音声信号に対して有声・無声区間を判別して有声・無声に応じた識別制御信号を出力する有声・無声判別部と、前記識別制御信号により有声のときに入力される前記入力音声信号に対して線形予測分析法に基づいて合成フィルタのフィルタ係数を算出することでLPC(Linear Predictive Coding)パラメータを取得すると共に、該LPCパラメータをLSP(Line Spectrum Pair)パラメータに換算するLPC分析部と、前記識別制御信号により有声から無声に切り替わったときに直前の有声時における前記LPCパラメータを一時蓄積するLPC蓄積部と、前記LPCパラメータに基づいて無声のときの雑音特性を有声のときの雑音特性に近付けて前記線形予測分析法に供する背景雑音を生成するための濾波を行うLPFと、前記LSPパラメータに基づいて符号化処理を行って符号化音声信号又は雑音信号を出力する高能率符号化処理部と、前記識別制御信号に応じて有声のときに前記符号化音声信号,無声ときに前記雑音信号をそれぞれ出力符号化信号として切り替え送出するスイッチ制御部とを備えたことを特徴とする音声符号化装置。
IPC (3件):
H04B 14/04
, G10L 9/14
, H03M 7/30
FI (4件):
H04B 14/04 Z
, G10L 9/14 H
, G10L 9/14 G
, H03M 7/30 B
引用特許:
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