特許
J-GLOBAL ID:200903003090731569

超電導電磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-184946
公開番号(公開出願番号):特開平5-029137
出願日: 1991年07月25日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】永久電流スイッチを確実に保護できる保護抵抗を備え、しかも緊急消磁における電流減衰の時定数を仕様を満足する程度に小さくする。【構成】超電導コイルに一括して並列接続した保護抵抗に直列にダイオードを接続し、保護抵抗を特定のリングコイルの外径側に熱的に接して設けて、保護抵抗に電流が流れたときの温度上昇によりこのリングコイルの超電導線が加熱してクエンチが起きる構成にする。そうすると、緊急消磁のために永久電流スイッチを「開」にすると、超電導コイルと保護抵抗が形成する循環回路の抵抗値に、クエンチしたリングコイルの抵抗値が加算されて、保護抵抗を小さな値に設定しても励磁時に電流が流れないとともに緊急消磁時に要求される短い減衰時定数で電流が減衰する。
請求項(抜粋):
同軸かつ軸方向に対称の複数のリングコイルからなる主コイル及びこの主コイルの外径側に同軸かつ軸方向に対称の複数のリングコイルからなるアクティブシールドで構成された超電導コイルと、この超電導コイルに並列接続された保護抵抗とが低温容器に収納されてなる超電導電磁石において、前記保護抵抗に直列に、励磁時の正電圧側を正極側にしたダイオードを接続し、保護抵抗を少なくとも1対のリングコイルの外径側に熱的に接近して設けてなることを特徴とする請求項1記載の超電導電磁石。
IPC (5件):
H01F 7/22 ZAA ,  A61B 5/055 ,  G01R 33/42 ,  G01R 33/38 ,  H01L 39/14 ZAA
FI (3件):
A61B 5/05 331 ,  G01R 33/22 T ,  G01R 33/22 ZAA N

前のページに戻る