特許
J-GLOBAL ID:200903003094622390

エンジンの点火コイル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥井 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-266503
公開番号(公開出願番号):特開平10-074647
出願日: 1996年08月31日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【目的】 点火プラグ直付型のエンジンの点火コイル装置にあって、コイルケース内の樹脂に加わる軸方向の収縮差が大きな熱応力によって一次側および二次側の各コイルボビンが破壊されないようにし、また、二次側コイルボビンの高圧側から鍔を介してコイルケース側に電流リークが生ずることがないように、一次側および二次側ともにコイルボビンの鍔を廃止したうえで、コイルボビンの鍔がなくても、同軸状に設けられる一次側コイルボビンおよび二次側コイルボビンの中心位置決めを行わせることができるようにする。【構成】 鍔のない一次側コイルボビンの端部を支承するリブを二次側のコイルボビンの内側に突出形成させ、二次側コイルボビンの中空軸内に入れられる一次側コイルボビンの中心位置決めを行わせ、また、鍔のない二次コイルボビンの二次コイルの終端部から離れた箇所にコイルケースの内壁に当接する突起を設けて、コイルケース内に入れられる二次コイルボビンの中心位置決めを行わせるようにする。
請求項(抜粋):
二次側コイルボビンの中空軸内に一次側コイルボビンが装着され、一次側コイルボビンの中空軸内に棒状のコアが挿入されたコイルユニットを円筒状のコイルケース内に入れ、そのコイルケースの下方の開口部分にプラグカバーを装着して、内部に絶縁性樹脂を注入して一体的に成形し、エンジンのシリンダヘッド部分に形成されたシリンダ孔内に埋設されて点火プラグに直付けされるエンジンの点火コイル装置において、鍔のない一次側コイルボビンの端部を支承するリブを二次側のコイルボビンの内側に突出形成させ、二次側コイルボビンの中空軸内に入れられる一次側コイルボビンの端部を前記リブによって支承することによって、二次側コイルボビンの中空軸内に入れられる一次側コイルボビンの中心位置決めを行わせるようにしたことを特徴とするエンジンの点火コイル装置。
IPC (2件):
H01F 38/12 ,  F02P 15/00 303
FI (3件):
H01F 31/00 501 K ,  F02P 15/00 303 E ,  H01F 31/00 501 E
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-231413

前のページに戻る