特許
J-GLOBAL ID:200903003096663255

細胞応答への影響に関する定量情報の抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-542276
公開番号(公開出願番号):特表2001-522454
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 2001年11月13日
要約:
【要約】細胞は、遺伝的に修飾されて、発光団、例えば転写因子、cGMP-又はcAMP-依存性プロテインキナーゼ、サイクリン-、カルモジユリン-又はリン脂質-依存性、又はマイトジェン活性化セリン/スレオニンプロテインキナーゼ、チロシンプロテインキナーゼ又はプロテインホスファターゼ(例えば、PKA、PKC、Erk、Smad、VASP、アクチン、p38、Jnk1、PKG、IkappaB、CDK2、Grk5、Zap70、p85、プロテインチロシンホスファターゼ1C、Stat5、NFAT、NFkappaB、RhoA、PKB)のような細胞内シグナル経路の成分に結合した修飾(F64L、S65T、Y66H)緑色蛍光タンパク質(GFP、EGFP)を発現する。この作用により、影響の程度に関連することが実験的に決定される方法で、発光団が再分布されるか、又は生細胞の成分で転位されるように、細胞内シグナル経路がモジュレートされる。再分布測定は、例えば蛍光顕微鏡及びCCDカメラからなる装置で光強度、蛍光寿命、偏向、波長シフト、共鳴エネルギー転移又は他の性質を記録して行われる。デジタル画像として蓄積したデータは、再分布の程度を示す数に処理される。この方法は、成分をモジュレートし、成分の機能に関連した疾患の治療ができる化合物を同定するスクリーニングプログラムとして用いることができる。
請求項(抜粋):
発光団(細胞(類)に存在し、影響の度合に関連するように再分布可能であり、及び/又は影響の度合に関連するように再分布可能な成分でモジュレートされ、その関連性により発光団の発光特性のモジュレーションが生じる)から放射された空間分散光における機械的に無傷な生細胞(類)への影響により生じる変動を記録し、空間分散光で記録された変動を処理して空間分布を細胞応答への影響度合に相関する定量情報にすることからなる、細胞応答への影響に関する定量情報の抽出方法。
IPC (3件):
G01N 33/50 ,  C12Q 1/25 ,  C12Q 1/48
FI (3件):
G01N 33/50 Z ,  C12Q 1/25 ,  C12Q 1/48 Z
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Dynamic analysis of alpha-PKC-GFP chimera translocation events in smooth muscle with ultra-high spee

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