特許
J-GLOBAL ID:200903003098837935

電子制御装置の筐体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-088911
公開番号(公開出願番号):特開平11-289178
出願日: 1998年04月01日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 内挿されるプリント基板のサイズに係わりなく、筐体の標準化が図れる筐体構造を提供する。【解決手段】 筐体構造1は、ケース10、プリント基板20,及びカバー30から構成される。ケース10の左右内壁には、一対のガイドレール11が、上部内壁には、二つの棒状の係止部材13,13が、それぞれ設けられている。係止部材13,13は、開口部12近傍から奥行き方向に延びるように設けられ、その開口部側の端面が係止面13a,13aを形成している。係止部材13,13は、プリント基板20がケース10の予め定められた挿入位置まで挿入されたときに、プリント基板20に固定されたコネクタ40に当接し、プリント基板20の挿入方向の動きを間接的に係止する。一方、カバー30に設けられた係止突起33,33は、コネクタ40に反挿入側から当接し、プリント基板20の反挿入方向への動きを係止する。
請求項(抜粋):
種々の電気回路素子が実装されたプリント基板と、中空の本体に、前記プリント基板を挿入するための開口部が設けられ、前記プリント基板の挿入をガイドすべく、前記本体の内側面の前記開口部近傍から奥行き方向に平行に延びる、少なくとも一対のガイドレールが設けられたケースと、前記プリント基板を前記ケースに内挿した状態で、前記開口部に装着され、前記開口部に固定されるカバーと、を備える電子制御装置の筐体構造であって、前記プリント基板の反挿入側端部には、前記電気回路素子に電気的に接続される複数のピン及び該ピンを収納する枠体より構成されるコネクタが固定され、前記ケースには、前記コネクタに係合して、前記プリント基板の挿入方向の動きを係止する第1係止手段が設けられ、前記カバーには、前記コネクタ又は前記プリント基板に係合して、前記プリント基板の反挿入方向の動きを係止する第2係止手段が設けられたことを特徴とする電子制御装置の筐体構造。

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