特許

J-GLOBAL ID：200903003099627004

非晶質金属薄帯の剥離方法及び装置

発明者： 志賀 信勇 ,  小菊 史男 ,  宮澤 晴彦 ,  関橋 浩
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 小杉 佳男 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-132161
公開番号（公開出願番号）：特開平11-320039
出願日： 1998年05月14日
公開日（公表日）： 1999年11月24日
要約：

【要約】【課題】本発明は、単一の高速回転するロールから凝固した薄帯を確実に剥離し、且つ工具及びロール表面の摩耗を従来より低減できる非晶質金属薄帯の剥離方法及び装置を提供することを目的としている。【解決手段】単一の高速回転する冷却ロール面上に溶融金属を噴射し、急冷、凝固して製造され、該冷却ロール面に密着した非晶質金属薄帯を、高圧気体の吹き付けで剥離する非晶質金属薄帯の剥離方法において、前記冷却ロールの面に非接触状態で刃物を待機させ、高圧気体を吹き付けて前記薄帯を剥離すると共に、該刃物をたわませて冷却ロール面に接触、押しつけておくものである。

請求項（抜粋）：

単一の高速回転する冷却ロール面上に溶融金属を噴射し、急冷、凝固して製造され、該冷却ロール面に密着した非晶質金属薄帯を、高圧気体の吹き付けで剥離する非晶質金属薄帯の剥離方法において、前記冷却ロールの面に非接触状態で刃物を待機させ、高圧気体を吹き付けて前記薄帯を剥離すると共に、該刃物をたわませて冷却ロール面に接触、押しつけておくことを特徴とする非晶質金属薄帯の剥離方法。