特許
J-GLOBAL ID:200903003100079342
固体電解質素子及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-327388
公開番号(公開出願番号):特開平6-148128
出願日: 1992年11月12日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 固体電解質体を板状化・薄膜化しても機械的強度を保持でき、且つ容易に大型化できる固体電解質素子を提供する。【構成】 イオン伝導性セラミックから成る固体電解質体10と、固体電解質体10を補強する補強セラミック体12とから成る固体電解質素子Sであって、該固体電解質体10と補強セラミック体12とが、固体電解質体10を形成するセラミック成分と補強セラミック体12を形成するセラミック成分とが混合されて形成された複数層から成り且つ前記複数層の各層組成が順次変化して傾斜構造を形成する傾斜セラミック体20を介して一体に連結されていると共に、傾斜セラミック体20において、固体電解質体10に接触する層14の組成が固体電解質体組成に近似し、且つ補強セラミック体12に接触する層18の組成が補強セラミック体組成に近似していることを特徴とする。
請求項(抜粋):
イオン伝導性セラミックから成る固体電解質体と、前記固体電解質体を補強する補強セラミック体とから成る固体電解質素子であって、該固体電解質体と補強セラミック体とが、熱膨張率等の熱特性が順次変化し傾斜構造を形成するように、互いに熱特性を異にするセラミックから成る複数層が配列された傾斜セラミック体を介して一体に連結され、且つ前記傾斜セラミック体において、固体電解質体に接する層の熱特性が固体電解質体に近似すると共に、補強セラミック体に接する層の熱特性が補強セラミック体の熱特性に近似することを特徴とする固体電解質素子。
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