特許
J-GLOBAL ID:200903003108044904
高周波四重極装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-218844
公開番号(公開出願番号):特開平7-073999
出願日: 1993年09月02日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【構成】 RFQ型加速器は、6本の棒状の四重極電極群1〜6と、ベース9と、ベース9に立設されて四重極電極群1〜6を支持する第1ポスト7および第2ポスト8とからなる電極アセンブリ10を備えている。電極群1〜4および電極群3〜6の各中心部にそれぞれ四重極電場が形成されるように、第1ポスト7が電極1・3・5を支持し、第2ポスト8が電極2・4・6を支持している。【効果】 同一真空チャンバ内に2つのRFQ構造を持った加速器を実現でき、一つの高周波電力供給手段によって両方のRFQ構造を励起できる。2つのRFQ構造のビーム出射部と入射部とを偏向角180°の電磁石等のビーム輸送手段を用いて接続することによって、全体の長さを略半分に短縮できる。
請求項(抜粋):
棒状の四重極電極群と、導電性ベースと、この導電性ベースに立設され、電極群の中心に四重極電場が形成されるように上記四重極電極群を半分ずつ支持する導電性第1ポストおよび導電性第2ポストとからなる電極アセンブリを備えると共に、この電極アセンブリを真空チャンバ内に収納してなる高周波四重極装置において、上記四重極電極群は少なくとも6本以上の偶数本の電極からなり、その内の隣接する4本の電極の組み合わせによって少なくとも2箇所以上で四重極電場が形成されるように、上記第1ポストおよび第2ポストは、それぞれ、隣接する4本の電極の組み合わせ全てにおいて対角線上に位置する異なる電極群を支持していることを特徴とする高周波四重極装置。
IPC (3件):
H05H 9/00
, H01J 37/12
, H01J 37/317
前のページに戻る