特許
J-GLOBAL ID:200903003108230694

透明高強度ブロック共重合体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241673
公開番号(公開出願番号):特開平7-097418
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 透明性及び耐衝撃性に優れ、かつビニル芳香族炭化水素重合体の補強性に優れたブロック共重合体を提供する。【構成】 ビニル芳香族炭化水素重合体ブロック及びビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとからなる重合体ブロックを有するブロック共重合体で、ブロック率、重合体ブロックの配置及びビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとのランダム共重合した部分の共役ジエン量比率等に特徴を持たせたものである。
請求項(抜粋):
ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとからなるブロック共重合体において、その両末端に大きさの異なるビニル芳香族炭化水素重合体ブロックA1 及びA2 を、その中間部分に共役ジエン重合体及び/又は共役ジエンとビニル芳香族炭化水素からなる重合体ブロックB1 並びに共役ジエンとビニル芳香族炭化水素からなる重合体ブロックB2 を有し(1)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとの重量比が50/50〜90/10で、ブロック共重合体の数平均分子量が40000〜500000であり、(2)ブロック共重合体に含有されるビニル芳香族炭化水素のブロック率(%)=(W/WO )×100が25〜90%で、(但し、W=ブロック共重合体中のビニル芳香族炭化水素ブロックの重量、WO =ブロック共重合体中のビニル芳香族炭化水素の全重量を示す。)(3)更にビニル芳香族炭化水素重合体ブロックA1 及びA2 の数平均分子量の間に0.1≦MN1 /MN2 ≦0.8の関係が成立し、(但し、MN1 =ビニル芳香族炭化水素重合体ブロックA1 の数平均分子量、MN2 =ビニル芳香族炭化水素重合体ブロックA2 の数平均分子量を示す。)(4)共役ジエンを含む重合体ブロックB1 及びB2 の共役ジエンの重量比の間に、1.2≦M1 /M2 ≦10の関係が成立し、(但し、M1 =共役ジエンブロックB1 中の共役ジエン重量/共役ジエンブロックB1 の重量、M2 =共役ジエンブロックB2 中の共役ジエン重量/共役ジエンブロックB2 の重量、を表す。)(5)ブロック共重合体の構造が、一般式(イ)A1 -B1 -B2 -A2 又は、(ロ)(A1 -B1 -B2 -A2 )n -X(但し、Xは多官能カップリング剤の残基、又は多官能有機リチウム化合物の残基を示す。)からなることを特徴とするブロック共重合体。

前のページに戻る