特許
J-GLOBAL ID:200903003110482129
一体成形ヘッドレスト
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
兼子 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-057231
公開番号(公開出願番号):特開平10-248670
出願日: 1997年03月12日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 綿状体で構成されたヘッドレスト本体にステー部材をぐらつかせることなく固定することができる一体成形ヘッドレストを提供すること。【解決手段】 ステー部材3の埋設部31が埋設された一対の硬綿シートWを金型6内で圧縮しつつ、金型6の上方から下方へと(矢印A方向から矢印B方向へと)複数の通気孔Hを介して熱風を通過させる。その結果、一対の硬綿シートWにそれぞれ含まれるポリエステル複合繊維の鞘が溶融して、埋設部31が埋設された一対の硬綿シートW同士が接合面Mで接合される。その後、金型6による圧縮を継続しつつ20〜180秒間放置した後、金型の上方から下方へと(矢印A方向から矢印B方向へと)複数の通気孔Hを介して冷風を通過させる。これにより、溶融したポリエステル繊維が凝固し硬綿シートWの形状が固定されるとともに、ステー部材3が一対の硬綿シートWの内部に拘止部材4を介して拘止されヘッドレスト1が成形される。
請求項(抜粋):
ヘッドレスト本体と、そのヘッドレスト本体に配設されるステー部材とを一体に成形することにより製造される一体成形ヘッドレストにおいて、前記ヘッドレスト本体は綿状体により構成され、前記ステー部材は、前記ヘッドレスト本体内部に埋設される埋設部と、その埋設部と一体に形成され前記ヘッドレスト本体外部へ延出される延出部とを有し、前記埋設部は前記ヘッドレスト本体と前記ステー部材とを拘止する拘止部を備えていることを特徴とする一体成形ヘッドレスト。
IPC (2件):
FI (2件):
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