特許
J-GLOBAL ID:200903003120091799

製銑・製鋼のスラグから有用な材料を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-080945
公開番号(公開出願番号):特開平10-279331
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 製銑・製鋼に伴って副生する高炉スラグおよび転炉スラグを、それらの欠点である「黄水」の流出や「アトフケ」現象を防止して、有用な材料に転換する方法を提供する。【解決手段】 高炉スラグに対しては、溶融状態にある間に、高炉外で、塩基度が相対的に高い物質、たとえば転炉スラグ、生石灰CaO、石灰石CaCO3 およびドロマイトCaCO3・MgCO3などを混合し、高炉スラグのもつ顕熱を利用して反応させ、塩基度が増大したものを得る。この高炉スラグを水砕することにより、高炉セメントの原料として有用な材料が得られる。溶融状態にある高炉スラグに、高炉外で、FeまたはFeOを含有する物質、たとえば転炉スラグやミルスケールを混合して反応させ、高炉スラグ中のイオウ分を不溶化することにより、黄水の出ないものが得られる。
請求項(抜粋):
溶融状態にある高炉スラグに対し、高炉外で、塩基度が相対的に高い物質を作用させ、高炉スラグ中の酸性成分と塩基度が相対的に高い物質中の塩基性成分とを、高炉スラグのもつ顕熱を利用して反応させ、塩基度が増大したものを得ることからなる、高炉スラグから有用な材料を製造する方法。
IPC (2件):
C04B 5/06 ,  B09B 3/00
FI (2件):
C04B 5/06 ,  B09B 3/00 304 C

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