特許
J-GLOBAL ID:200903003121247601

X線CT装置およびX線断層像撮影方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-208347
公開番号(公開出願番号):特開平7-116157
出願日: 1994年09月01日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 X線管の温度によるフォーカス位置の変化を高精度に補正する。【構成】 実スキャンより前に、フォーカス位置温度特性取得部9によりX線管2の温度Tとフォーカス位置Sの変化特性を測定し、得られたフォーカス位置温度特性をフォーカス位置温度特性記憶部10に記憶しておく。実スキャン時には、フォーカスエラー値付与部11は、X線管温度取得部4で取得したX線管2の温度Txに対するフォーカスエラー値δxを前記フォーカス位置温度特性を基に取得し、それをフォーカスエラー値δとして画像再構成部7のフォーカスエラー補正手段に与える。【効果】 画像上のエリアシング・アーチファクトを抑制できる。
請求項(抜粋):
被検体を透過して検出されたX線データを温度変化によるフォーカスエラー値δに基づいて補正するフォーカスエラー補正手段を有するX線CT装置において、X線管の低温時の温度Tcおよびフォーカス位置ScとX線管の高温時の温度Thおよびフォーカス位置Shとを少なくとも測定してX線管の温度Tに対するフォーカス位置Sの特性を取得するフォーカス位置温度特性取得手段と、前記フォーカス位置温度特性を記憶するフォーカス位置温度特性記憶手段と、実スキャン時のX線管の温度Txを取得するX線管温度取得手段と、前記記憶したフォーカス位置温度特性に基づいて実スキャン時の温度Txに対応するフォーカスエラー値δxを取得し前記フォーカスエラー補正手段にフォーカスエラー値δとして与えるフォーカスエラー値付与手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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