特許
J-GLOBAL ID:200903003121760023
多気筒エンジンの可変排気装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-308761
公開番号(公開出願番号):特開平11-141340
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 排気管合流部での低回転域における他気筒の排気干渉圧力波を減少させ、高回転域では排気慣性効果を最適化する。【解決手段】 各気筒からの第1排気管1-1〜1-4を排気干渉の少ないもの同士を組にして第2排気管2A,2Bに合流させた後、これらの第2排気管2A,2Bを単一の第3排気管3に合流させる。そして、2本の第2排気管2A,2Bの間に、管路方向に回動中心軸6を有するロータリーバルブ7を配置し、各第2排気管2A,2Bのロータリーバルブ7側の壁面を除去する。ロータリーバルブ7の周面には、一回動位置にて、各第2排気管2A,2Bの管路を下流側ほど狭めてバルブ端面により段差部を形成するアール大の第1の面8と、他の回動位置にて、各第2排気管2A,2Bの管路を拡張して前記段差部を解消するアール小の第2の面9を、それぞれ2つずつ、1つ置きに形成する。
請求項1:
複数の上流側排気管を下流側排気管に合流させるようにした多気筒エンジンにおいて、略平行に延びる複数の上流側排気管の間に、管路方向に回動中心軸を有するロータリーバルブを配置する一方、各上流側排気管のロータリーバルブ側の壁面を除去し、前記ロータリーバルブの周面に、一回動位置にて、各上流側排気管の除去された壁面に代わり当該壁面を構成すると共に、各上流側排気管の管路を下流側ほど狭めてバルブ端面により段差部を形成する第1の面と、他の回動位置にて、各上流側排気管の除去された壁面に代わり当該壁面を構成すると共に、各上流側排気管の管路を拡張して前記段差部を解消する第2の面を、それぞれ上流側排気管の数、1つ置きに形成してなることを特徴とする多気筒エンジンの可変排気装置。
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