特許
J-GLOBAL ID:200903003124415823

汚泥処理システムに用いる発酵制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-124243
公開番号(公開出願番号):特開平11-300392
出願日: 1998年04月17日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 汚泥の発酵分解を行う部位からの蒸気を効率的に凝縮させて凝縮水を得ることができる汚泥処理システムに用いる発酵制御装置を提供する。【解決手段】 汚泥に対し所定の細菌を混合して菌混合汚泥とし、該菌混合汚泥を少なくとも所定期間エアを供給しながら養生することにより発酵分解させ、その発酵熱により汚泥中の水分を蒸発させて蒸気として回収するようにした汚泥処理システムに用いる発酵制御装置29であって、汚泥の発酵分解を行う部位からの蒸気を導入する蒸気配管29gと、蒸気配管に流体的に接続した熱伝導性の優れた多数のパイプ29i及びこのパイプの周囲に凝縮水を散水してパイプ内部を通る蒸気と熱交換する散水式熱交換部29cと、散水式熱交換部のパイプから凝縮水を放出する放水室29dと、放水室に外気を導入する外気管29mと、凝縮水を溜めておく放水室の下方に設けられた貯水部29eと、そして、放水室に充満している暖かく且つ湿った空気を汚泥の発酵分解を行う部位に送り、汚泥を余熱して発酵を促進させるエア配管29mとを備えて構成されている。
請求項(抜粋):
汚泥に対し所定の細菌を混合して菌混合汚泥とし、該菌混合汚泥を少なくとも所定期間エアを供給しながら養生することにより発酵分解させ、その発酵熱により汚泥中の水分を蒸発させて蒸気として回収するようにした汚泥処理システムに用いる発酵制御装置であって、汚泥の発酵分解を行う部位からの蒸気を導入する蒸気配管と、前記蒸気配管に流体的に接続した熱伝導性の優れた多数のパイプ及びこのパイプの周囲に凝縮水を散水してパイプ内部を通る蒸気と熱交換する散水式熱交換部と、前記散水式熱交換部のパイプから凝縮水を放出する放水室と、前記放水室に外気を導入する外気管と、凝縮水を溜めておく前記放水室の下方に設けられた貯水部と、そして、前記放水室に充満している暖かく且つ湿った空気を汚泥の発酵分解を行う部位に送り、汚泥を余熱して発酵を促進させるエア配管と、を備えて構成されてなる汚泥処理システムに用いる発酵制御装置。
IPC (2件):
C02F 11/02 ,  B09B 3/00 ZAB
FI (2件):
C02F 11/02 ,  B09B 3/00 ZAB A

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