特許
J-GLOBAL ID:200903003124874640

インクジェットプリンタ用インクカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勝彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-127840
公開番号(公開出願番号):特開平9-290514
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 インク供給口に接続する領域での気泡の停滞を防止し、かつインク室のインクを安定な圧力で、残存を生じさせないで確実に記録ヘッドに供給すること。【解決手段】 上部にインク室3を備え、また底面にインク供給口2を備えた容器1と、インク室3とインク供給口2との間を分割するように配置され、中心部に通孔4aを備えた弾性薄膜からなる膜弁座4と、膜弁座4がインク室3とインク供給口2との圧力差に応動するように設けた弁体10とを備え、膜弁座10をその周縁の内、インク供給口2から延びる連通路5の上端5a近傍の領域が最高位となるように傾斜させて設ける。膜弁座4が広い面積で差圧を受けて僅かなインクの消費に対応してインク室3からインク供給口2への流路を開いて記録ヘッドに過度な負圧を作用させることなくインクを記録ヘッドに供給し、またインク供給口2の圧力上昇分を膜弁座4の変形によりインク室3で吸収する。さらに膜弁座4のインク供給口側領域Bの気泡Eが連通路5の上端5a近傍に集まり、記録ヘッドからのインクの吸引操作によるインクの流れで排除される。
請求項(抜粋):
上部にインク室を備え、また底面にインク供給口を備えた容器と、前記インク室と前記インク供給口との間を分割するように配置され、中心部に通孔を備えた弾性薄膜からなる膜弁座と、前記インク室と前記インク供給口との圧力差に応動して前記膜弁座に当接するように設けた弁体とを備え、前記膜弁座が、その周縁の内、前記インク供給口から延びる連通路の近傍の領域が最高位となるように傾斜させて設けられているインクジェットプリンタ用インクカートリッジ。

前のページに戻る