特許
J-GLOBAL ID:200903003129252930

スプリット型NMR装置及びその超伝導コイルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 勝男 ,  田中 恭助 ,  佐々木 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-192913
公開番号(公開出願番号):特開2005-030781
出願日: 2003年07月07日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】極低温下に置いた超伝導コイルに通電する場合に、限られた空間内に効果的に電磁力支持の構造部材を配置して全体剛性を増加させ、電磁力による超伝導コイルと構造物間の相対変位を抑え、摩擦発熱に起因した導体温度上昇によるクエンチ現象の発生を防止する構造を有するスプリット型NMR装置を提供する。【解決手段】スプリット型に配置された巻線コイル部11aに対し、外枠11bにより半径方向外側向きに働く電磁力を支持する。軸方向吸引電磁力により巻線コイル部11aが強く押しつけられるフランジ11cは外枠11bと一体とするため、これらの間の相対変位を低減させる構造となる。【選択図】図2
請求項1:
超伝導コイルの中心の計測空間に対してプローブ及び試料を出し入れするアクセスポートを有し、該超伝導コイルをその半径方向に多段に配置したスプリット型NMR装置において、複数の巻枠のそれぞれに超伝導体を複数回巻回して製作され、該巻枠から取り外された複数対の超伝導コイルと、極低温下での通電時に該超伝導コイルに半径方向外側向きに働く電磁力を支持するため、該超伝導コイルのそれぞれの半径方向の外側において密着した外枠と、該外枠と一体化されたフランジを有することを特徴とするスプリット型NMR装置。
IPC (2件):
G01R33/3815 ,  H01F6/06
FI (2件):
G01N24/06 510C ,  H01F5/08 N
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 溶液用核磁気共鳴分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-325760   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開昭63-244708
  • 特開昭63-150906
全件表示

前のページに戻る