特許
J-GLOBAL ID:200903003129854000

ねじおよび製品の解体方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-053995
公開番号(公開出願番号):特開2001-241421
出願日: 2000年02月29日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】 製品の解体に適したねじおよびこのねじにより締結された製品を簡単に解体できる方法を提供する。【解決手段】 ねじブランク2を水素吸蔵物質が所定割合で混入された金属材料から形成しているため、ねじ1が常温下で大気中あるいは水分中の水素にさらされる程度では水素脆性を招かず、ねじ1が高温度に達した時のみ、ねじ1の首下部で水素脆性が促進してねじ1が首下部で切断される。また、水素吸蔵物質が所定割合で混入された金属材料でなるねじ1に水素を吸蔵しない保護被膜を設けているため、ねじの通常の使用時には、確実にねじ1に水素脆性は起こらない。さらに、水素吸蔵物質が混入された金属材料でなるねじ1により締結された製品を所定濃度の水素ガスを持つ雰囲気内に配置するとともに、この雰囲気を高温度に所定時間保持するように構成しているため、製品の解体を大量にかつ簡単にできる。
請求項(抜粋):
ねじブランクを水素吸蔵物質が所定割合で混入された金属材料で形成したことを特徴とするねじ。
IPC (2件):
F16B 31/06 ,  F16B 35/00
FI (2件):
F16B 31/06 Z ,  F16B 35/00 J

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