特許
J-GLOBAL ID:200903003129855821

3次元図形操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-211157
公開番号(公開出願番号):特開平8-077231
出願日: 1994年09月05日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 従来の3次元図形操作方式における奥行き方向に重なった対象物の指示や選択した対象物の移動における操作の困難さを解決し、複数対象物の指示の発生とその選択操作方向を明示した選択指標を用いた選択方式と、移動の操作方向や方法を明示した移動指標を用いた移動方式により、従来と同じ2次元入出力装置で3次元図形を直観的かつ正確に移動できるようにする。【構成】 従来の3次元図形操作の構成に選択表示制御手段205、移動指標識別手段207、選択指標形状記録手段208、移動指標形状記録手段213、選択指標描画手段214並びに移動指標描画手段217を追加することにより、重なり合ったり、対象物の内部や背後で見えない複数の指示対象物から任意の一つを視認しながら迅速に選択できるようになり、操作ミスを犯すことなく選択対象物を希望の空間位置へ移動できるようになる。
請求項(抜粋):
2次元入力装置とそれに連動して2次元表示装置の画面スクリーン上をXY方向に動く2次元カーソルを用いて3次元の対象物を指示、選択、移動するコンピュータシステムにおいて、2次元カーソルで奥行き方向に重なりあう複数個の3次元対象物が同時に指示された時に、同時指示された全ての対象物IDとその数を記録する選択図形記録手段と、前記選択図形記録手段のデータを基に、前記同時指示された各対象物の視点からの距離の長さに対応した位置順位とその表示順番を計算し、これらのデータと複数物体が指示された時の2次元カーソルの位置データを前記選択図形記録手段に登録するとともに、指示確定後に2次元カーソルの移動量に追従して、同時指示された複数の対象物を順次1つずつ最前面に表示するための処理を行なう選択表示制御手段と、奥行き方向に重なりあう複数個の対象物が同時指示されたときに表示される選択指標の形状と位置を記録する選択指標形状記録手段と、対象物の選択が確定して移動操作に入るときに表示する移動操作方向を示した適切な移動指標を調べて、移動指標描画手段に通達するとともに、移動指標の表示のON/OFFを制御する移動指標識別手段と、種々の移動指標の形状と位置を記録する移動指標形状記録手段と、選択指標および移動指標を2次元表示装置に表示するために、3次元対象物およびカーソルを描画する表示制御手段に前記選択指標および移動指標の形状ビットイメージを書き込む選択指標描画手段および移動指標描画手段とを備えた3次元図形操作装置。
IPC (2件):
G06F 17/50 ,  G06T 17/40
FI (2件):
G06F 15/60 626 G ,  G06F 15/62 350 L

前のページに戻る