特許
J-GLOBAL ID:200903003133068281

アミド変性されたカルボキシル含有多糖類を作る方法およびそのようにして得られる脂肪族アミド変性した多糖類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 光夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-522677
公開番号(公開出願番号):特表平8-508538
出願日: 1994年03月28日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】本発明は、少なくとも1つのカルボキシル含有多糖類を含む物質のアミド化の方法に関する。提供された方法は、カルボキシル基を一般式 >NHを有するアンモニウムドナーと反応させて、対応する多糖類のカルボキシルアンモニウム塩を形成させる第1の段階およびアンモニウム基を対応するアミド基に転化させるように多糖類のカルボキシルアンモニウム塩を加熱する第2の段階を含む。本発明はまた、脂肪族アミド変性したカルボキシル含有多糖類、特に脂肪族アミド変性したカルボキシメチルセルロースに関する。本発明に従う生成物は、例えば生物分解性プラスチックスの分野において、合成繊維のための再沈積防止剤として、ポリマーの乳化剤として、顔料分散剤として、化粧品用途において、増粘剤として、オイル掘削流体として、超吸収体として、および選鉱において、広く使用され得る。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのカルボキシル含有多糖類を含む物質のアミド化の方法であって、一般式 >NHを有するアンモニウムドナーと反応させることにより、カルボキシル基がアミド基に転化されるところの方法において、反応を引き続く2段階において行い、第1の段階は、カルボキシル基をアンモニウムドナーと反応させて、対応する多糖類のカルボキシルアンモニウム塩を形成させ、第2の段階は、カルボキシルアンモニウム塩の基を対応するアミド基に転化させるように多糖類のカルボキシルアンモニウム塩を加熱することを特徴とする方法。

前のページに戻る