特許
J-GLOBAL ID:200903003135142527

基盤射出成形金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087952
公開番号(公開出願番号):特開平6-270208
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 光磁気ディスク基盤等の基盤射出成形金型において、成形体の充填密度を上げて複屈折率精度を上げ,中心孔加工の精度を向上させることができる基盤射出成形金型を提供することにある。【構成】 本発明による光ディスク基盤射出成形金型は、情報を記録する媒体である円板状の基盤を2つの金型により形成されるキャビティに樹脂を射出して成形する基盤射出成形金型である。固定側組立、可動側組立および型と付属部品の駆動手段から構成されている。固定側組立は、固定側プラテン84、固定側のベースプレート41、円筒形の固定側支持部材42、固定側円盤金型43を含んでいる。可動側組立は、可動側プラテン86、可動側のベースプレート50、円筒形の可動側支持部材51、案内部材62および可動側円盤金型52,67を含んでいる。駆動手段は油圧シリンダ等を含んでいる。
請求項(抜粋):
情報を記録する媒体である円板状の基盤を金型により形成されるキャビティに樹脂を射出して成形する基盤射出成形金型であって、固定側のベースプレートに一体に設けられた円筒形の固定側支持部材と、可動側のベースプレートに一体に設けられ前記固定側支持部材と共同して型閉め圧力を支持し型締め位置を決める円筒形の移動側支持部材と、前記固定側支持部材の内側に設けられ前記固定側ベースプレートに取りつけられた固定側円盤金型、前記固定側円盤金型の中心孔に開口するノズルブッシュ、スタンパ支持手段をもつ固定側円盤金型組立と、可動側のベースプレートに対して少なくとも締め代分だけ固定側円盤金型組立方向に移動可能であり可動側のベースプレートに付勢されて設けられ前記可動側支持部材に軸方向可動に嵌入されている可動側円盤金型、前記可動側円盤金型の中心孔に同軸心かつ軸方向摺動変位可能に受入れられたカットスリーブおよび前記移動側円盤金型の外周に前記固定側円盤金型方向に付勢され摺動可能に支持されディスク基盤の外径を規定する浮動部材を含む可動側金型組立と、前記固定側円盤金型組立と可動側円盤金型組立間にあり各組立の心合わせと前記固定側円盤金型と可動側円盤金型の最小間隔を規定する円筒状の案内部材と、前記可動側のベースプレート、前記ベースプレートに対して前記可動側円盤金型、カットスリーブを駆動する駆動手段を含み、前記駆動手段により前記可動側円盤金型が前記可動側のベースプレートに引き寄せられている状態で前記可動側のベースプレートを駆動して各金型組立を型締めして円盤キャビティを形成し、前記カットスリーブの上端面と固定側円盤金型組立面間でフィルムゲートを形成し前記ノズルブッシュの射出孔から円盤キャビティ中に射出された溶融樹脂材料が凝固する前に前記カットスリーブを押し上げて中心孔の開孔形成と円盤キャビティ部の密閉を同時に行い一次成形体を形成し、次に可動側金型組立を一定量上昇させて、キャビティ密閉状態で一次成形体の再圧縮をするように構成した基盤射出成形金型。
IPC (4件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/56 ,  G11B 7/26 511 ,  B29L 17:00

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