特許

J-GLOBAL ID：200903003135359429

電子写真感光体

発明者： 芦谷 誠次
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (1件)： 渡部 剛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-083610
公開番号（公開出願番号）：特開平7-271063
出願日： 1994年03月31日
公開日（公表日）： 1995年10月20日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 耐久性の優れた表面を有する電子写真感光体を提供する。【構成】 導電性基体上に電荷発生層と電荷輸送層よりなる感光層を有する電子写真感光体であって、表面を形成する層が電荷輸送層であって、式(I)で示される繰り返し構造単位を有するポリカーボネート樹脂、式(II)で示されるトリフェニルアミン化合物から選択された少なくとも2種のトリフェニルアミン化合物の混合物よりなる電荷輸送材料、および酸化防止剤3重量%以上を含有する。(式中、R1 、R2 はH、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基など、R3 〜R10はH、ハロゲン、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基など。)(式中、R11〜R13はH、ハロゲン、アルコキシ基など、またはベンゼン環と合体して縮合多環基を形成するに必要な原子団、k、mおよびnは1〜5)

請求項（抜粋）：

導電性基体上に電荷発生層および電荷輸送層よりなる感光層を有する電子写真感光体において、感光層表面を形成する層が電荷輸送層であって、下記一般式(I)で示される繰り返し構造単位を有するポリカーボネート樹脂、下記一般式(II)で示されるトリフェニルアミン化合物から選択された少なくとも2種のトリフェニルアミン化合物の混合物よりなる電荷輸送材料、および酸化防止剤3〜20重量%を含有することを特徴とする電子写真感光体。【化1】(式中、R1 およびR2 は、それぞれ水素原子、置換されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい脂肪環式炭化水素基、置換されていてもよい芳香族炭化水素基、またはR1 とR2 が結合して置換されていてもよい炭素環または複素環を形成する原子団を表し、R3 〜R10は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい脂環式炭化水素基、置換されていてもよい脂環式炭化水素基または置換されてもよい芳香族炭化水素基を表し、ただし、R3 〜R10のすべてが水素原子を表す場合、R1およびR2 は同時にメチル基を表すことはない。)【化2】(式中、R11、R12およびR13は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、置換もしくは未置換の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基、置換もしくは未置換のアリール基を表すか、またはベンゼン環と合体して縮合多環基を形成するのに必要な原子団を表し、k、mおよびnは、それぞれ1〜5の整数を表す。)

IPC (3件)：

G03G 5/05 101 ,  G03G 5/05 104 ,  G03G 5/06 312