特許
J-GLOBAL ID:200903003136784530
二次電池
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-319022
公開番号(公開出願番号):特開平5-159771
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【構成】 正極・負極ともに炭素質物を含む二次電池で、正極の炭素質物はX線広角回折法によるd002 が3.45Å以上、比表面積が10m2 /g以上であり、負極の炭素質物は核と表層からなる多相構造を有し、核は上記d002 が3.35Å以上、3.45Å未満であり、表層は波数5145Åのアルゴンイオンレーザー光によるラマンスペクトルが、1580〜1620cm-1の範囲と1350〜1370cm-1の範囲にそれぞれピークを有し、その強度比は、後者が前者の0.4倍以上である二次電池。【効果】 電池容量と長期の充放電サイクル特性に優れ、大電流による充放電の繰り返し特性、高温及び低温における充放電特性、過充電及び過放電に対する回復特性、ならびに安全性に優れた二次電池を提供する。
請求項(抜粋):
再充電可能な正極と、再充電可能な負極とを備えた二次電池であって、該正極が下記(A)の要件を満たす炭素質物を含み、該負極が、下記(B)の要件を満たす炭素質物を含むことを特徴とする二次電池。(A)X線広角回折法による(002)面の面間隔d002 が3.45Å以上、比表面積が10m2 /g 以上である。(B)下記(a)の要件を満たす炭素質物の粒子状ないし繊維状の核の表面に、下記(b)の要件を満たす炭素質物の表層を形成させた多相構造を有する。(a)X線広角回折法による(002)面の面間隔d002 が3.35Å以上、3.45Å未満である。(b)波数5145Åのアルゴンイオンレーザー光を用いたラマンスペクトル分析において、1580〜1620cm-1の範囲にピークPA、1350〜1370cm-1の範囲にピークPB を有し、式(I)で定義されるR値が0.4以上である。R=IB /IA (I)式中、IA はピークPA の強度、IB はピークPB の強度を表す。
IPC (4件):
H01M 4/02
, H01M 4/58
, H01M 4/66
, H01M 10/40
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