特許
J-GLOBAL ID:200903003138140681

内視鏡用鉗子装置とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奈良 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-330276
公開番号(公開出願番号):特開平8-103450
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 複雑で高価な設備を必要とせずに、鉗子カップとリンク間に回動性を確保するための隙間を形成させる。【構成】 鉗子カップの連結部3に延設された連結片4とリンク10とが重なり合う枢着穴近傍の各々の面の一部に凸部7を設け、この凸部7を鉗子カップ2の開閉角度範囲14以外の位置だけにおいて互いに重なり合うように構成する。連結片4とリンク10とを組み立てる際は、開閉角度範囲14以外の位置で凸部7が互いに重なり合った状態で枢着ピンにより連結し、連結後にリンク10を開閉角度範囲14以内に移動させることにより連結片4とリンク10の合わせ面の間に回動に必要な隙間が確保される。
請求項(抜粋):
各々が連結部に延設した連結片を有する一対の鉗子カップと、連結片の各々に第1枢着ピンを介して連結したリンクと、この二つのリンクに第2枢着ピンを介して連結した操作ワイヤの継手金具と、鉗子カップの各々の連結部に第3枢着ピンを介して鉗子カップを回動自在に支持するすり割り開口カバーとを備えたリンク機構により鉗子カップを開閉する内視鏡用鉗子装置において、鉗子カップの連結部に延設された連結片とリンクとを第1枢着ピンを介して連結する際に互いに重なり合う面の枢着穴近傍で、しかも鉗子カップの開閉角度範囲以外の角度範囲で重なり合う凸部を設けてなることを特徴とする内視鏡用鉗子装置。
IPC (3件):
A61B 17/28 310 ,  A61B 1/00 334 ,  G02B 23/24

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