特許
J-GLOBAL ID:200903003138973330

光学素子及び照明光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-177756
公開番号(公開出願番号):特開2006-003479
出願日: 2004年06月16日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
【課題】 ほぼランダムと見なされる偏光状態を作り出すことができる光学素子を提供する。【解決手段】 (a)に示された各領域における線の方向が、スリットの方向に対応している。(a)において、線が形成されていない領域は、スリットが形成されていない領域であり、この領域においては、偏光状態の変化は起こらない。このような構造の光学素子に、(a)の矢印で示した方向の偏光軸を有する直線偏光を入射させたときに得られる出射光の偏光状態は、各領域が波長板の作用を有するので、(b)に示すように光軸の方向が異なった直線偏光や楕円偏光、及び円偏光に変換される。よって、各領域から出射する光を一つに集めた場合、その光には、種々の偏光状態の光が含まれることになり、全体としてランダム偏光(非偏光)に近い状態となる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
少なくとも入射光が入射する部分が、入射光の面積に対して十分小さな領域に分割され、各領域は、入射光の偏光の楕円率及び偏光軸の方向の少なくとも一方を変化させる波長板としての機能を有し、前記各領域は、各領域に入射する光によって変化させられる楕円率及び偏光軸の方向のうち少なくとも一方が、出射光全体としてランダムとなるように形成されていることを特徴とする光学素子。
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G02B 27/28
FI (2件):
G02B5/30 ,  G02B27/28 Z
Fターム (10件):
2H049BA06 ,  2H049BA45 ,  2H049BB65 ,  2H049BC01 ,  2H049BC08 ,  2H049BC22 ,  2H099AA11 ,  2H099BA09 ,  2H099BA13 ,  2H099CA17

前のページに戻る