特許
J-GLOBAL ID:200903003139961328

定着用ローラ及び定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-280450
公開番号(公開出願番号):特開平6-110350
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】剥離帯電を防止して、画像の欠けや汚れを防ぐ。【構成】芯金11、絶縁層12を有する定着ローラ10と、芯金21、弾性層22、絶縁層23、導電性被覆層25を有する加圧ローラ20とを当接させて、ニップ部Nを形成する。芯金11に-(負)のバイアス電圧を印加して、ニップ部Nにおいて-(負)のトナーTが、定着ローラ10表面にオフセット(転移)するのを防止する。転写材P1の後端がニップ部Nを抜けるときに、定着ローラ表面の、後端に対応する部分に+(正)の剥離帯電が発生して、この部分に、後続の転写材P2上の未定着トナーTがオフセットしがちとなる。そこで、導電性被覆層25によって剥離帯電を防ぎ、トナーの定着ローラ10へのオフセットによる画像欠けや画像汚れをなくす。
請求項(抜粋):
回転体に当接してニップ部を形成し、該ニップ部によって、未定着のトナーを担持した転写材を挟持搬送することにより、該転写材上にトナーを定着させてなる定着用ローラにおいて、表面側に同心状の複数の層状部を有し、これら層状部のうち表面側の最上層を導電性被覆層によって形成するとともに、該導電性被覆層を除く層状部のうちの少なくとも1層を絶縁層によって形成することにより、該絶縁層の内側に対して、前記導電性被覆層を電気的にフロート状態となるように保持してなる、ことを特徴とする定着用ローラ。
IPC (2件):
G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 102

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