特許
J-GLOBAL ID:200903003142915892

複数のマイクロコンピュータの暴走監視回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-324510
公開番号(公開出願番号):特開平5-158743
出願日: 1991年12月09日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 電子制御回路により、制御対象のアクチュエータを複数のマイクロコンピュータのいずれかの制御信号で制御する際に、いずれかの又はいくつかのマイクロコンピュータの暴走と全部のマイクロコンピュータの暴走状態を区別して監視し安全動作を確保すると共にコスト低減を図る。【構成】 2つのマイクロコンピュータ12、12’内に互いに相手方のマイクロコンピュータの異常動作を監視する相互監視回路21、21’を設けて相互通信回路22を介して相互監視し、いずか一方のマイクロコンピュータが異常時には他方の監視回路で検出する。両方のマイクロコンピュータ12、12’が異常状態のときは、暴走監視回路24へのトリガ入力がなくなるため暴走監視回路24が異常状態を検出する。上記相互監視回路21、21’又は暴走監視回路24のいずれか1つでも出力信号がなくなるとAND論理素子25がその異常状態を検知し、出力信号をLとしてフェイルセーフリレー4を遮断するように構成している。
請求項(抜粋):
速度情報等を表わす入力信号を2値化し、そのパルス信号を分岐して複数系で並列的に入力処理した後、各系毎に設けたマイクロコンピュータで所定のプログラムに従って演算しその演算結果に基づいて制御信号を出力する電子制御回路に対して、それぞれのマイクロコンピュータ自身の動作の異常を監視する相互監視回路を互いに他のマイクロコンピュータ内に設け自己が発するウォッチドッグ信号を他のマイクロコンピュータ内の監視回路で相互監視すると共に、それぞれのマイクロコンピュータのウォッチドッグ信号を論理積回路を介して系外に設けた暴走監視回路へ送り、全てのマイクロコンピュータが異常の場合は暴走監視回路で監視するように構成して成る複数のマイクロコンピュータの暴走監視回路。
IPC (6件):
G06F 11/30 ,  B60T 8/88 ,  B60T 17/18 ,  G06F 11/00 350 ,  G06F 11/16 310 ,  G06F 15/16 460

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