特許
J-GLOBAL ID:200903003145499342

カラークリヤー塗膜の耐チッピング性向上方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271370
公開番号(公開出願番号):特開平8-131939
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 クロムメッキ2の上に施すカラークリヤー塗装技術に関する先願の発明を改良して、耐チッピング性の向上効果が得られるようにする。【構成】 (A)図のようにクロムメッキ2の表面を清浄にして、汚損しないように保護手段7を講じ、(B)図のように2液ポリエステル系透明チッピングプライマ12により、厚さ寸法10〜15μmの透明プライマ塗膜13を成膜し、(C)図のように、透明顔料10で調色した2液反応型クリヤー塗料14によって厚さ寸法15〜25μmのカラークリヤー塗膜15を成膜する。
請求項(抜粋):
クロムメッキされた部材の外観にクロムメッキ色以外の光輝発色を与えるカラークリヤー塗膜が外部からの衝撃に耐える耐チッピング性を向上せしめる方法において、a.クロムメッキ表面を水洗する工程と、b.水洗されたクロムメッキ表面に水滴痕が残らないように乾燥させる工程と、c.乾燥したクロムメッキ表面が、ヌレ性40ダイン/cmを保つように、該クロムメッキ面の清浄度を保護する手段と、d.清浄なクロムメッキ面に、2液ポリエステル系の透明チッピングプライマによって膜厚寸法10〜15μmの透明プライマ塗膜を形成する工程と、e.上記透明プライマ塗膜の上に、アクリルポリオール系もしくはシリコンアクリル系の2液反応型クリヤー塗料によって、膜厚寸法10〜15μmのクリアー塗膜を形成する工程と、を具備しており、かつ、上記2液反応型クリヤー塗料の中へ、あらかじめ透明顔料を混和して、前記のクリヤー塗膜をカラークリヤー塗膜ならしめることを特徴とする、カラークリヤー塗膜の耐チッピング性向上方法。
IPC (6件):
B05D 5/00 ,  B05D 3/10 ,  B05D 5/06 ,  B05D 7/02 ,  B05D 7/24 301 ,  B05D 7/24 302

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