特許
J-GLOBAL ID:200903003150021655

血液精製装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-547866
公開番号(公開出願番号):特表2001-523139
出願日: 1998年04月29日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】本発明は半透膜により二つの小室に分割された血液濾過手段(8)を具備し、これら小室の一方(8a)は流量が好ましくは血液用ポンプ(1)により課される血液循環系(20,21)に属し、血液から抽出された限外濾過物を受容する他方の小室(8b)は限外濾過物の秤量手段(7)により支持された容器(17)の排出ライン(24)に接続されている装置の制御方法に関する。この装置は物質秤量手段(5,6)により支持されたリザーバ(15,16)からの置換物質用の一つ以上の供給ライン(25,26)を具備する。各供給ラインの供給吐出口は混合器(22)を介して血液回路に接続される。この装置は予め定められた時間間隔毎に各ポンプを制御し、血液循環系、限外濾過物および置換物質の夫々の瞬間的な流量を調節するための電子制御手段(9-14)を具備する。ここでの制御方法は当該装置の正確で適応性のある作動を維持するために測定変数と、電子制御手段の電子的データ記憶手段(12)に予め記憶された医学情報データおよび/または物理情報データとに基づいて必要に応じて電子制御手段(9,12)により処置パラメータを補正し、必要に応じて変更する工程を有する。
請求項(抜粋):
半透膜により二つの小室に分割された血液濾過手段(8)を具備し、これら小室の一方(8a)は流量が好ましくは血液用ポンプ(1)または心臓により課される血液循環系(20,21)に属し、血液から抽出された限外濾過物を受容する他方の小室(8b)は容器(17)の排出ライン(24)に接続され、該排出ラインでは限外濾過物の流量が秤量手段(7)または限外濾過物の体積を測定するための手段および/または流量を直接測定するための手段により測定され、また該排出ラインでは限外濾過物の流量が好ましくは限外濾過物用ポンプ(4)により調節され、リザーバ(15,16)からの置換物質用の一つ以上の供給ライン(25,26)を具備し、該供給ラインでは流量が秤量手段(5,6)または物質体積を測定するための手段および/または流量を直接測定するための手段により測定され、該供給ラインの供給吐出口は前記血液濾過手段(8)の上流または下流の混合器(22)を介して前記血液回路に、または前記血液循環系に対して逆流する方向で前記血液濾過手段の第二の小室(8b)に、または前記血液濾過手段(8)の上流または下流の流れ分割器を介して前記血液回路に接続され、該置換物質用の供給ラインにおける流量が好ましくは物質用ポンプ(2,3)により調節され、当該処置および機器に対して確立されたパラメータに基づく一方でセンサ(5,6,7,2',3',4')により測定された変数に基づいて予め定められた時間間隔毎に前記ポンプを制御して前記血液循環系、限外濾過物および前記置換物質の夫々の瞬間的な流量を調節するための電子制御手段(9-14)を具備する装置の制御方法において、前記装置が始動された時およびその作動中に該装置の正確で適応性のある作動を維持するために前記測定変数と、前記電子制御手段(9,12)の電子的データ保存手段(12)に予め記憶された医学情報データおよび/または物理情報データとの関数で処置パラメータを前記電子制御手段(9,12)により補正し、該当する場合には変更する工程を有することを特徴とする制御方法。

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