特許
J-GLOBAL ID:200903003153234676

印画物の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-072711
公開番号(公開出願番号):特開平11-268434
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 中間転写記録媒体の転写部を転写部および被転写体の何れに対しても適した接着性を有する接着層を介して転写でき、転写された画像に乱れのない印画物の形成方法を提供する。【解決手段】中間転写記録媒体1の転写部9に対して適した接着性を有する最上層と、被転写体42の表面に対して適した接着性を有する基底層とからなる接着層27、37を介することによって、転写部9を、被転写体42上に転写して印画物41を形成する。このため、転写部9と被転写体42の材質に関わらず、転写部9を被転写体42上に強固に設けることができ、転写工程での剥離不良や転写不良が起こらず且つ品質に優れた印画物41を得ることができる。また、接着層転写シート21、31の接着層27、37を、中間転写記録媒体1の転写部9上または被転写体42上の何れか一方に転写する第一転写工程と、その後、他の一方に転写する第二転写工程とによって転写し、被転写体42の形状等に応じて、効率的な印画物形成方法を選択することができる。
請求項(抜粋):
画像が形成された中間転写記録媒体の転写部を、転写性接着層を介することによって被転写体上に転写してなる印画物の形成方法であって、少なくとも基材フィルムと、当該基材フィルムに剥離可能に設けられた転写部とからなり、当該転写部は画像が形成される受容層を少なくとも有し、画像が形成された後の前記転写部を被転写体上に転写するために用いられる中間転写記録媒体と、少なくとも基材シートと、当該基材シート上に剥離可能に設けられた転写性接着層とからなり、当該転写性接着層が、前記転写部に対して適した接着性を有する最上層と、前記最上層とは異なる材料で形成され被転写体の表面に対して適した接着性を有する基底層とを少なくとも有し、前記最上層が前記転写部に接着するように配置され、前記基底層が前記被転写体に接着するように配置された接着層転写シートと、を準備する工程と、前記転写性接着層を、予め画像が形成された前記転写部上、または、前記被転写体上の何れか一方に転写する第一転写工程と、前記転写性接着層が転写された前記転写部を前記転写性接着層が転写されていない前記被転写体上に、または、前記転写性接着層が転写されていない前記転写部を前記転写性接着層が転写された前記被転写体上に転写する第二転写工程とからなり、前記第一転写工程が、前記転写性接着層を前記転写部上に転写するとき、前記最上層は前記基材シートから最も遠くに配置され、前記基底層は前記基材シートの最も近くに配置された接着層転写シートが準備され、前記第一転写工程が、前記転写性接着層を前記被転写体上に転写するとき、前記基底層は前記基材シートから最も遠くに配置され、前記最上層は前記基材シートの最も近くに配置された接着層転写シートが準備されることを特徴とする印画物の形成方法。
IPC (5件):
B41M 5/40 ,  B41M 3/12 ,  B41M 5/26 ,  B41M 5/38 ,  B44C 1/17
FI (8件):
B41M 5/26 B ,  B41M 3/12 ,  B44C 1/17 A ,  B41M 5/26 H ,  B41M 5/26 Z ,  B41M 5/26 101 B ,  B41M 5/26 101 H ,  B41M 5/26 101 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)
  • 接着層転写シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-106898   出願人:大日本印刷株式会社

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