特許
J-GLOBAL ID:200903003156970764
生体磁気計測装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-347607
公開番号(公開出願番号):特開平9-164123
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 生体活動電流源の個数や位置などを総合的に判断するのに適した等磁界線図を得ることができる生体磁気計測装置を提供する。【解決手段】 被検体Mに近接配備されたマルチチャンネルSQUIDセンサ12で、生体活動電流源による微小磁界の直交3軸成分を測定し、その測定データから磁界成分算出部18で各測定点における垂直磁界成分と水平2方向の磁界成分とを算出し、補間処理部19で測定面上の多数の格子点における垂直磁界成分と水平2方向の合成磁界成分を求め、等磁界線図作成部20で垂直磁界成分の等磁界線図を作成し、さらに合成処理部21で前記等磁界線図上に水平2方向の合成磁界成分のベクトルの矢印表示の分布を重ね合わせる。
請求項(抜粋):
被検体の診断対象領域に近接する各位置(測定点)に配備され、前記診断対象領域内の生体活動電流源による微小磁界の直交3軸成分を各測定点で計測する複数個の磁気センサと、前記各磁気センサで計測された各測定点の磁界の直交3軸成分から各測定点における垂直方向の磁界成分および水平2方向の磁界成分を求める磁界成分算出手段と、前記各測定点における垂直方向の磁界成分および水平2方向の合成磁界成分に基づき、各磁気センサが置かれた測定面上の多数の格子点における垂直磁界成分および水平合成磁界成分を算出する補間処理手段と、磁界成分の大きさの等しい格子点を順次連結することによって垂直磁界成分または水平合成磁界成分のいずれか一方の等磁界線図を求める等磁界線図作成手段と、垂直磁界成分の等磁界線図を求めた場合には、この等磁界線図に各格子点の水平合成磁界成分のベトクルの矢印表示を重ね合わせる一方、水平合成磁界成分の等磁界線図を求めた場合には、この等磁界線図に各格子点の垂直磁界成分に関連したベトクルの矢印表示を重ね合わせる合成処理手段と、前記合成処理された等磁界線図を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする生体磁気計測装置。
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