特許
J-GLOBAL ID:200903003158133940

低融点金属製品の製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 嘉昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-216835
公開番号(公開出願番号):特開平7-051827
出願日: 1993年08月10日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 余分な手間と、エネルギとを必要とすることなく、機械的性質に優れた例えばネットシェープ状の成形品を一工程で製造できる低融点金属製品の製造方法を提供する。【構成】 低融点金属原料を真空圧中又は不活性雰囲気中で溶解して不純物を除去した後、溶融状態でスクリュウ・シリンダ装置(2、4)に供給すると共に添加物を供給し、低融点金属原料の固相線温度以上で液相線温度以下に保持した状態でスクリュウ(2)を駆動して低融点金属原料を一部凝固させ、凝固時に発生する樹枝状晶を剪断作用により破砕、微細球状化させてチクソトロピー状の合金または添加物混合合金を作り、これをスクリュウ・シリンダ装置(2、4)と同軸芯状に直列に配置されたプランジャー・シリンダ装置(5、6)に導入し、次いでプランジャー(6)によってキャビテイ(64)へ射出し、射出凝固が完了し鍛造温度に下げてから、複数個のラム(71、72、73)の圧力を適宜変化させ、金型(61、62)内で鍛造して合金製品または金属基複合材料製品を得る。
請求項(抜粋):
棒状又は粒状の低融点金属原料を1〜50Torrの真空圧中又は不活性雰囲気中で溶解して不純物を除去した後、溶融状態でスクリュウ・シリンダ装置(2、4)に供給すると共に添加物を供給し、前記低融点金属原料の固相線温度以上で液相線温度以下に保持した状態で前記スクリュウ・シリンダ装置(2、4)のスクリュウ(2)を駆動して前記低融点金属原料を一部凝固させ、凝固時に発生する樹枝状晶を剪断作用により破砕、微細球状化させてチクソトロピー状の合金または添加物混合合金を作り、これを前記スクリュウ・シリンダ装置(2、4)と同軸芯状に直列に配置されたプランジャー・シリンダ装置(5、6)に導入し、次いで前記プランジャー・シリンダ装置(5、6)のプランジャー(6)によって金型のキャビテイ(64)へ射出して合金製品または金属基複合材料製品を得ることを特徴とする低融点金属製品の製造方法。
IPC (9件):
B22D 17/00 ,  B22D 1/00 ,  B22D 11/00 ,  B22D 17/14 ,  B22D 17/20 ,  B22D 18/02 ,  B29C 45/50 ,  C22C 1/02 501 ,  C22C 1/09

前のページに戻る