特許
J-GLOBAL ID:200903003160747328

浮上浮游及び酵素により処理した段ボ-ル古紙の再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 栄一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-176087
公開番号(公開出願番号):特開2000-027083
出願日: 1999年06月22日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 微細分の多い段ボール古紙の脱水性を改善して生産効率を高め、強度を向上させ、高品質の段ボール原紙を再生する方法を提供する。【解決手段】 イ) 段ボール古紙を浮上浮游により処理する過程;ロ) 上記浮上浮游により処理する過程を通して分離された微細纎維を含むリジェクト分を、多糖類の加水分解酵素により処理する過程;また、ハ) 上記浮上浮游処理過程により長纎維を固解処理する過程を含むことを特徴とする段ボール古紙の再生方法。
請求項(抜粋):
【請求項 1】 イ) 段ボール古紙を浮上浮游により処理する過程;ロ) 上記浮上浮游により処理する過程を通して分離された微細纎維を含むリジェクト分を、多糖類の加水分解酵素により処理する過程;また、ハ) 上記浮上浮游処理過程により長纎維を固解処理する過程を含むことを特徴とする浮上浮游及び酵素により処理した段ボール古紙の再生方法。【請求項 2】 上記イ)の浮上浮游により処理する過程は、0.5〜2.0%の段ボール古紙、20〜55°C、10〜55L/minの流速及び5〜20 L/minの空気流量の条件下で実施することを特徴とする請求項1記載の浮上浮游及び酵素により処理した段ボール古紙の再生方法。【請求項 3】 上記ロ)の多糖類加水分解酵素により処理する過程は、微細纎維を含むリジェクト分に0.01〜0.1重量%のセルラーゼ及びヘミセルラーゼと0.01〜0.06重量%のアミラーゼを利用して20〜55°Cの条件下で実施することを特徴とする請求項1記載の浮上浮游及び酵素により処理した段ボール古紙の再生方法。【請求項 4】 上記ハ)の固解処理過程は、浮上浮游による処理過程により分級された長纎維分を2〜6%の濃度に濃縮させた後、20〜70°Cの条件下で実施することを特徴とする請求項1記載の浮上浮游及び酵素により処理した段ボール古紙の再生方法。

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