特許
J-GLOBAL ID:200903003164235313

オーディオ符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-075682
公開番号(公開出願番号):特開平6-289900
出願日: 1993年04月01日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 所定の容量の記録媒体に特に記録時間を設けないでも、録音の中断や音楽信号が途中で途切れることな、連続して記録できる、符号化装置を得る。【構成】 ステレオオーディオ信号を和成分と差成分に変換して符号化する和/符号化を用いた。また、数個の符号ブロックに分割する階層符号化方式(分割した符号ブロックに優先順位があり、優先順位の低い符号ブロックが欠落しても、優先順位の高い符号ブロックのみで音質は劣化するもののオーディオ信号を再生することができる)を用いた。階層符号化の際、低階層ほど和成分に割り当てる帯域の比率を高くすることによりステレオ感のコントロールを行い、また信号のもつ情報量に従い最適な符号化が可能となるようにビット割当及び割当帯域を可変とする可変長フレーム符号化を用いながら各階層の情報量を等しくした。
請求項(抜粋):
入力された2チャンネルのディジタルオーディオ信号を和成分と差成分に変換し、各成分で複数サンプル毎に1フレームとして区切り、各成分ごとに複数の周波数帯域に分割するサブバンド分割手段、入力された和/差オーディオ信号を周波数領域に直交変換し聴覚特性に基づいて可聴成分を抽出する可聴成分抽出手段、可聴成分より各フレームごとにサブバンドごとの情報量を算出する手段、和成分と差成分のサブバンドごとの情報量から各フレーム毎に和成分と差成分の合計の瞬時情報量を算出する手段、及び最終的な平均割当情報量が所望のビットレートに近づくように各フレームの瞬時情報量に対し、和成分と差成分の合計の瞬時割当情報量を平均割当情報量に従って増減させるようコントロールする手段を有することを特徴とするオーディオ符号化装置。
IPC (2件):
G10L 9/18 ,  G10L 9/16

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