特許
J-GLOBAL ID:200903003172302380

無機系汚染物含有水の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272643
公開番号(公開出願番号):特開平11-104656
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 アルカリ汚泥法により無機系汚染物含有水を処理するに当り、汚泥返送比の制御のために、アルカリ使用量から原水の中和により生成するSS濃度を算出する際の当該アルカリ使用量を、別途専用機器を必要とすることなく、本来の処理装置を利用して求める。【解決手段】 原水槽1からの原水を予備中和槽2で予備中和した後、中和槽3でアルカリ汚泥により中和して不溶化物を生成させる。不溶化物を凝集槽4で凝集処理した後沈殿槽5で固液分離し、処理水を取り出す。分離汚泥の一部を反応槽6に返送し、アルカリを添加してアルカリ汚泥とする。このアルカリ添加量を、記録・制御部10にて、アルカリ注入弁9の開時間から算出し、算出値に基いて生成SS量を計算して汚泥返送比を適正に制御する。
請求項(抜粋):
無機系汚染物含有水が導入される第1pH調整槽と、該第1pH調整槽からの水に含有される無機系汚染物をアルカリ又はアルカリ及び汚染物不溶化剤と反応させて該汚染物を不溶化する第2pH調整槽と、該第2pH調整槽からの水に含有される不溶化物を汚泥として処理水と分離する固液分離槽と、該固液分離槽で分離された汚泥の一部を前記第2pH調整槽に返送する汚泥返送手段と、該第2pH調整槽又は第2pH調整槽に返送する汚泥にアルカリを添加するアルカリ供給手段と、該アルカリ供給手段によるアルカリ添加量から前記不溶化物の生成量を算出し、算出したアルカリ添加量に基いて汚泥返送手段による返送汚泥量を演算して制御する記録・制御部と、を備える無機系汚染物含有水の処理装置において、前記アルカリ供給手段はアルカリ注入弁を有し、前記記録・制御部は、該アルカリ注入弁の開時間に基いてアルカリ添加量を算出することを特徴とする無機系汚染物含有水の処理装置。
IPC (3件):
C02F 1/52 ,  B01D 21/24 ,  B01D 21/30
FI (3件):
C02F 1/52 Z ,  B01D 21/24 R ,  B01D 21/30 A
引用特許:
出願人引用 (14件)
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