特許
J-GLOBAL ID:200903003174824643

棺 桶

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-124988
公開番号(公開出願番号):特開平10-295748
出願日: 1997年04月28日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 保管時にはコンパクトな偏平箱形態、使用時には棺桶として充分な深さを有する箱形態となり、かつ、共通の蓋を被せることで、保管及び使用時の意匠を統一し、見栄えもよいものとする。【解決手段】 棺桶1は、遺骸を載置する底板10と、その底板10の互いに対向する辺部に連結布部材24により内側にそれぞれ倒れ込むように折り畳み可能な回転側板6、6と、着脱可能なスライド側板8、8と、蓋4とを含む。保管や流通の際は、回転側板6、6が内側に折り畳まれ、その上にスライド側板8、8が重ねられた状態で蓋4が被せられた偏平箱状態をなすが、使用時には回転側板6、6が起立するとともに、スライド側板8、8が溝6fと突条8aとの係合で上から挿入され、一定深さの箱形態をなし、ここに遺骸が収容されて蓋4が被せられる。
請求項1:
遺骸を載置する底板と、その底板の互いに対向する辺部に、各下端部近傍を支点に内側にそれぞれ倒れ込むように折り畳み可能に連結されるとともに、起立状態以上に外側に倒れないようにされた回転側板と、各回転側板が起立した状態で、それら互いに対向する回転側板の両端部に対し、それぞれ上方から落とし込むように挿入されて該回転側板の内側への倒れ込みを防止するスライド側板と、各スライド側板が未装着で、各回転側板が内側に倒れ込むように折り畳まれた状態では、少なくとも各回転側板を内包するように前記底板側に被せられる一方、それら回転側板の起立状態及びスライド側板の装着状態では、全体として箱形態をなすそれら回転側板とスライド側板の上部に被せられる蓋と、を含むことを特徴とする棺桶。

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