特許
J-GLOBAL ID:200903003175719592

カメラ用シャッタの開閉機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-212973
公開番号(公開出願番号):特開平7-064150
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 回転子と共動し、コイルに通電される電流の向きによって正方向又は逆方向へ動かされ、通電を断つと静止位置へ復帰するようにした駆動部材が、シャッタ羽根の開閉作動を行わせると共に、レンズのFナンバーを調整するためにその静止位置でシャッタ羽根の開口規制をも行うようにしたカメラ用レンズシャッタの開閉機構を提供すること。【構成】 回転子8と共動する駆動ピン9は、コイル10への正方向の通電によって時計回動し、係止レバー14を押して開閉レバー12の係止を解き、その後、通電を断たれて静止位置へ復帰する。開閉レバー12の反時計方向への開き作動は、駆動ピン9に阻止され所定口径位置で停止する。その後、コイル10への逆方向の通電により駆動ピン9は開閉レバー12を閉じ位置に復帰させるようになっている。
請求項(抜粋):
永久磁石から成りコイルに通電される電流の向きによって正方向又は逆方向へ回動され通電を断つと静止位置へ復帰する回転子と、前記回転子と共動する駆動部材と、往復運動によってシャッタ羽根に開閉作動を行わせる開閉部材と、前記開閉部材をシャッタ羽根の閉鎖位置で係止する係止部材とを備え、前記駆動部材は、前記回転子の正方向への回動により前記開閉部材の係止を解除してシャッタ羽根に開き作動を行わせ、前記回転子の逆方向への回動により前記開閉部材を動かしてシャッタ羽根に閉じ作動を行わせ、前記係止解除後に前記コイルへの通電を断った場合には前記開閉部材をシャッタ羽根の所定開口位置に保持させるようにしたことを特徴とするカメラ用シャッタの開閉機構。

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